デジタル・ナレッジ みらいの教育基金

みらいの教育基金

第一次応募期間分 助成対象企画発表

第一次応募期間分 助成対象企画発表

「デジタル・ナレッジ みらいの教育基金」第一次応募期間分(2016年3月1日~4月29日)につきまして、厳正なる審査の結果、以下の企画に対して助成を決定致しました。

基金規模種別について

助成対象となるプロジェクトに対して、以下の三類を設定しました。

デジタル・ナレッジ みらいの教育基金 みらいの教育助成

A類
「みらいの教育」助成


ICTを活用した みらいの教育として、みらいの教育が実現された社会になるための他への波及効果が最も大きく、さらに本助成がプロジェクトへ貢献できる可能性が最も高いと審査されたプロジェクト

採択企画
2

デジタル・ナレッジ みらいの教育基金 デジタルナレッジ助成

B類
「デジタル・ナレッジ」助成


ICTを活用した みらいの教育として、株式会社デジタル・ナレッジのリソースが、現段階または今後の事業成長段階において役立つと想定され、本助成においてデジタル・ナレッジがプロジェクトへ貢献できる可能性が最も高いと審査されたプロジェクト

採択企画
2

デジタル・ナレッジ みらいの教育基金 奨励助成

C類
奨励助成


ICTを活用したみらいの教育として、審査会にてその意義を高く評価し、みらいの教育が実現された社会になるための他への波及効果が大きいと審査されたプロジェクト

採択企画
8

助成対象事業

デジタル・ナレッジ みらいの教育基金 みらいの教育助成 A類 「みらいの教育」助成

*掲載順は、助成規模順・申請団体名五十音順 *敬称略
株式会社Manabelle 小林コトミ

「プログラミング学習アプリ」質問応答自動化機能開発

採択企画提出者
株式会社Manabelle
代表取締役 小林コトミ
企画概要

同社が開発するプログラミング学習アプリ「codebelle」の利用者からの質問応答部分を自動化する開発事業。


助成内容

共同開発を実施することとしました。

採択企画提出者のコメント

この度は助成対象に選んでいただき、ありがとうございました。
「難しい」というイメージの強い「プログラミング」ですが、一人でも多くの方に、楽しく学んでいただきたいと考えております。
楽しく学び続けられるような機能を今まで自社開発にて対応しておりましたが、まだまだリソース的に不足していた部分も多かったため、それが、形になるのがとても楽しみです。

(申請書類からの要旨抜粋 *申請段階での記述であり、助成内容・実施内容と異なる場合があります)
活動の持続性・発展性

<持続性>

リリース後1ヶ月の実績としては、一切の広告宣伝を行わない自然流入で2万ダウンロードを達成していることから、今後のマーケティングの強化によって十分にダウンロード数を増やすことは可能であると考えております。ユーザーの拡大により、アプリ内課金やアプリ内広告といった収益化手段の選択肢が広がります。
また、Apple社からも高評価を受け、今後のアプリ開発や他デバイス、他言語対応などについて、Apple社からの協力を得ながら事業を進めていく運びとなっております。
他にも、当社への出資元であるCSAJは500社ほどのソフトウェア会社を会員として抱えており、また、プログラミング・コンテストを開催するなど、プログラミング教育を事業とする当社との相性がよく、実際に当社の潜在顧客となる会社の紹介を受けるなど、販路拡大の支援を受けております。


<発展性>

当法人が活動する藤沢は、「ロボット特区」にも指定されており、テクノロジー系の企業と非常に相性が良いエリアでもあります。しかしながらエンジニアの人材不足に悩んでおります。4月に湘南新産業創出基金第一号投資事業有限責任組合から投資をいただいた流れもあり、まずは湘南エリアでオンラインだけではなくオフラインとしても活動し、プログラミング教育を広めていこうと考えております。
また、公教育におけるプログラミング教育の重要性が高まっていくなか、公教育においては、プログラミングを教えることができる教員への養成が急務であり、当社の「codebelle」を応用した教員向けのサービスを構想しております。

活動内容・方法の妥当性

アプリにてプログラミングを学べるので、いつでも、どこでもスキマ時間で学べることができます。
居住区、年齢、学歴、所得(当アプリは無料にて提供)に関係なく、iPhoneがあれば、だれでも気軽に「プログラミング」を学ぶことができます。
当社のアプリ「codebelle」は、ITリテラシーが高くない人でも気軽に学習を始められるように、「チャット形式」のUI(ユーザー・インターフェイス)を採用しています。
専門用語を極力排除して、リズムよく会話が進んでいくので、普段慣れ親しんだ「LINE」などのチャット・アプリを使っているような感覚で学習が進んでいきます。
こういった設計が、当社の想定している顧客層と非常に相性がよく、Apple Storeのレビュー(ユーザーの採点)でも5点満点中4.5点と高得点をあげており、個人ブログ・Twitter等でも好意的に取り上げられています。

今回実施する活動の概要

現在質問をメールにて受け付けているため、コストがかかってしまっています。そこで、アプリ内で質問を受け付け、質問の回答を機械学習により最適化したいと考えております。
この機能が実装できれば、いつでも、気になる時に質問を投げかけ、その場で最適な回答を得ることができるようになります。これは、夜22時~2時の間に自己学習をしている社会人が多く、わからないことはその時に質問してすぐに、回答がほしいというニーズを満たすことができます。
また、「こんなことを質問するのがはずかしい」という初心者も、回答する相手がBOTになれば気軽にどんどん質問をすることができます。

デジタル・ナレッジ みらいの教育基金 みらいの教育助成

院内学習支援プロジェクト

採択企画提出者
株式会社タイレル出版
取締役 福田 清盛
企画概要

全国の病院内にいる通学困難な学生(小学校高学年〜大学生)に、同社が出版するテキスト及び、協力会社が提供するオンライン学習ツールを提供する学習支援事業。


助成内容

運営上必要となる資金の提供を行うこととしました。

採択企画提出者のコメント

この度、デジタル・ナレッジみらいの教育基金の貴重なご助成の採択を賜り、誠に光栄に存じますとともに、ここに深い感謝の意を表します。弊社はかねてから「所得格差≠教育格差」を掲げ、新しいテクノロジーを用いて、教育機会に恵まれない子供たちのサポートを続けて参りましたので、貴基金のご理念に心から賛同し応募した次第です。
これまで長期入院を余儀なくされております高校生は受験対策等ほぼ不可能な状況でした。このご助成を励みに、彼らに対して益々多面的なサポート活動を展開していく所存でございます。

(申請書類からの要旨抜粋 *申請段階での記述であり、助成内容・実施内容と異なる場合があります)
活動の持続性・発展性

利用者の皆様の感想を伺いつつ、ソフトウェアの提供は2017年4月以降も検討してゆきたい。

今回実施する活動の概要

入院中の学生(小学校高学年〜大学生)に向け、学習支援及び読書交流支援、及び学習支援ツールの提供を無償で行う。

  • タイレル出版社提供の映像教材および、映像教材に対応したテキスト教材(書籍)700部を無償で提供する。
    (「受験国語の”コナンドラム”」「土屋の古文単語222」等)

  • 株式会社いろはソフト提供のツールを無償で提供する。
    (「よむコミュ」「iroha Note+」「いろはQuiz」)

デジタル・ナレッジ みらいの教育基金 デジタルナレッジ助成 B類 「デジタル・ナレッジ」助成

*掲載順は、助成規模順・申請団体名五十音順 *敬称略
古河市立下大野小学校 校長 新谷 勝

吉賀町版家勉プロジェクト

採択企画提出者
島根県吉賀町教育委員会
教育長 青木 一富
企画概要

町内の小中学生の学習機会の増加と学力向上のための公営塾の運営を行っているが、ICT活用により学校外での学習習慣の定着と学習環境の充実を目標とする事業。


助成内容

タブレット端末及び書画カメラの提供、またプロジェクト推進のアドバイザー役務提供を行うこととしました。

採択企画提出者のコメント

私たちの町、島根県吉賀町は人口6400人の過疎と少子高齢に悩む町です。子どもたちは基礎学力の定着に課題があり、その対策として、当町の学習支援コーディネーターから提案を受けたのが、御社のデジタルナレッジみらいの教育基金を活用したタブレット学習です。現在、4人の生徒を対象に試行をしていますが、学力向上を確実に期待できるものがあります。
今後、御社のご支援を賜り、未来を担う子どもたちの学力向上を図って参ります。

(申請書類からの要旨抜粋 *申請段階での記述であり、助成内容・実施内容と異なる場合があります)
活動の持続性・発展性

H25年度よりICTを活用した学習支援を開始し、3年間にわたり実証を進めてきた。受講者からの肯定的評価も年々増加しており、学力的な向上も見られる。また、近隣市町村から、県全体、他県まで、吉賀町の取組を参考として同様の取組が広がっている。今回の事業においても、吉賀町と同様の課題を抱える多くの自治体へ応用可能な内容となっており、同様の取組が広がっていけば、近隣、遠隔地を問わず、従来単独で行い負担が多かった部分を共用することで、スケールメリットを生み出すことができる。(システムの共用、講師の兼任、都市部の学生活用など)

活動内容・方法の妥当性

<活動内容>

家庭学習への利用のため、通信機能付きタブレット端末を希望者の家庭に貸与する。主に中学1、2年生を対象に平日放課後の定時に、各学習者と、質問への対応、学習計画および、進捗の確認や励ましを行うサポーターをオンラインでつなぎ、バーチャル自学支援空間を構築する。また中学3年生を対象に島根県内の他地域と連携し、受験生向けの遠隔授業が受講できる環境を提供する。さらに、学習履歴分析システムを使用し、国、県、町で実施する学力テストの結果を、個人単位で経年比較を行い、学習者の動機づけ、学習効果の検証等に役立てる。


<方法の妥当性>

従来型の公営塾では、個別の指導を行うため、人件費が高額になり、自治体の予算的な負担が大きい。先進自治体が取り組んでいる規模の公営塾を全国的に展開するためには、市町村、サポートを行う、県、国などによる多くの財政支出が必要になり、持続可能性に課題がある。今回、吉賀町が取組む内容は、「自学」を軸に置いており、少子化が進むなかで懸念される、過剰な支援および、受動的学習姿勢への挑戦であり、持続可能性を強く意識している。全国的にも知名度の高い、島根県海士町の通信機能付きタブレットを利用した遠隔授業の取り組みは先進的であるが、対象学年は中学3年生のみである。少子化の影響で定員割れが恒常化している県では、1、2年生への学習への動機づけが非常に課題になっている。1、2年生にとって一番関心が高いのが定期テストへの対策であり、学校で使用しているワークやプリントなどが、点数を効率よくとるためにもっとも有効な教材であり、学校区をまたがった一斉授業形式では対応が難しい。海士町の取り組みと今回吉賀町の取り組みを組み合わせることにより、双方の不足を補いあい、中山間、離島といったハンディを克服するためのより有効な手段となりえると考える。

今回実施する活動の概要

<実施内容>

【定期テスト対策自学サポート】

  1. 対象者へ、「平日、休日ともに一定時間を定め、必ず家庭で勉強をする。」という条件で募集をかける。また、あわせて保護者にも、参加者の学習時間の確保に協力する旨の同意を得る。

  2. 参加者と面談を行い、学習する科目、時間帯、対面での指導(一週間の学習内容の振り返り)を行う日時を決定する。

  3. 勉強時間に勉強者、サポーターをオンラインでつなぎ、質問をできる状態で学習を行う。勉強した内容(ノート、プリント)をオンライン上にアップしシェアする。*参加者の数によって、質問などに対応せず、完全に自習を行う曜日も設定する。

  4. あらかじめ決めておいた、週一度の面談日に対面で一週間学習の内容、成果を振り返り、学習の定着度を測るテスト実施する。テストの振り返りの後、次週の計画を立てる。

  5. 上記1~4を定期テストごとに繰り返す。目標に達しない場合は継続する。

【受験対策遠隔授業受講】

3年生に対して、自学以外に、県内で配信している遠隔授業(隠岐の國学習センターが配信)が受講できる環境を提供する。

古河市立下大野小学校 校長 新谷 勝

ICT機器を活用したアクティブラーニングの推進

採択企画提出者
古河市立下大野小学校
校長 新谷 勝
企画概要

先進的な教育を行っている外部講師に協力を依頼し、教員自身が学ぶとともに、児童がやってみたいと思えるような質の高い授業を行う事業。


助成内容

講師料や移動交通費等必要経費の一部と資金提供を行うこととしました。

採択企画提出者のコメント

公立学校で新しい取り組みを行おうとすると、活動のための予算を捻出することが大変です。
そのためICT機器を活用した授業の推進には苦労しています。デジタル・ナレッジみらいの教育基金では、そんな先進的な取り組みを積極的に応援してくれるため、今年度もICT機器を活用した音楽の授業に取り組むことができることになりました。まだ誰もやったことがない新しい授業に取り組めることが、教師や児童の大きな活力となっており、感謝しております。

(申請書類からの要旨抜粋 *申請段階での記述であり、助成内容・実施内容と異なる場合があります)
活動の持続性・発展性

古河市では去年度,2回の教育ICTフォーラムを開催している。2回目では,半年間の教育実践の成果を市内だけでなく,全国の教育関係者に発信し,その取り組みが全国に広がり始めている。三重県松阪市の教育委員会との交流やその他多くの都道府県での交流も活発になってきており,学校で実践したことが全国の先生に伝わるようになってきた。それらの背景から,本校で取り組んだことが今年度,さらに全国に広がっていき活発になっていくことが期待できる。

活動内容・方法の妥当性

平成20年に学校教育基本法が施行され,子供たちの「生きる力」を育成することが教育現場のねらいとなった。それらの背景には,国際社会やインターネットの急速な成長・変化,人口の増加,高齢化社会,将来の福祉の問題など,まだ誰も体験したことのない新たな問題があるからである。これらの問題に自ら立ち向かい,乗り越えていくことのできる人材の育成が,これからの教育現場では求められている。
しかし実際の教育現場では,今なお昭和から変わらない学習の方法を続けている実態がある。OECDのPISA調査を元にした,教員の授業スタイルの国際比較によると,日本の授業スタイルは他の先進国に比べて,児童主体の学習スタイルの確立に遅れが見られている。PISA調査を基に,各国の授業スタイルを教師主導型の伝統群と児童主体型の先進群に分けると,学力上位のフィンランドやその他の先進国ドイツ,イギリス,アメリカ,フランス,などが先進群に入る中で,真逆の伝統群に位置している。この値は隣国韓国などに比べてもはるかに低い数値であり,日本の授業スタイルが戦後からあまり変わっていないことを意味する。高度経済成長期,大量の知識を蓄えて皆が同じように働き,物を作り出すことで豊かさを得た時代はすでに終わっている。コンピューターやプログラムされたロボット,インターネットが普及している今でも,昔の高性能の機械を目指すような人材を育成することは,これからのクリエイティブな未来とは相反することになり,人材が活躍する場がなくなることを意味する。これからの時代を生き抜く人材を育成するには,自ら主体的に問題解決に係り,自らアイデアを考え,力を合わせ解決していく力が求められており,その姿は文部科学省が打ち出している「思考力・判断力・表現力」を備えた「生きる力」を持ち合わせた人材であると考えられる。

これらの社会的背景から,コンピュータやICT機器が中心となった現代社会の実態に沿った,ICT機器を活用した教育スタイル。ICT機器を活用しながら,人間しかできない思考を伴った創造的な学習活動が必要であると考えらえる。そして,これらアクティブラーニングの視点に沿った教育実践を行うためには,必要な人材の協力を得ながら,現代の教育スタイルに必要な環境を整備し,教師自身が現代社会に適応した指導スキルを身に着ける必要がある。そのため,今回みらいの教育基金の力をお借りして教育現場の変化に追力したいと考えた次第である。

今回実施する活動の概要
  1. 委員会を通して,児童主体で放送番組を制作し,インターネットを通して学校の取り組みを紹介する。伝えたいことやその目的を児童自身で決め,目標に向かって活動できるよう技術的支援を行う。その際,実際の報道機関ではどのような取り組みをしているかを知るために,外部講師の協力を得たり,校外に学びに行く機会を提供できるようにしたい。また,一度きりの取り組みではなく,視聴者と発信者の間で双方向的に行われる取り組みにすることで,継続的な活動にしていく。これらの取り組みを通して,児童の動機づけとそれらを支える教育的支援体制が整い,児童の生きる力の育成につながると考えられる。情報を発信させるためには自身のソースの有用性が必要になるため,児童の表現力が必然的に向上していくと考えられる。それらの活動を通して,互いの見方や考え方の違いに気付いたり,思いを伝えることの喜びや苦労を感じさせたい。

  2. ICT音楽の分野で先進的な取り組みをされているICT音楽教育家を講師として招き,ICT機器を活用した音楽教育の実践授業を行う。その際,学級ごとに授業を開講し,学級担任自身の研修になるような取り組みとする。保護者や校外の教育関係者にも授業公開し,指導法の資料等も配布することでICT機器を活用した音楽指導の有用性について共通理解を図る。専門的な知識を持つ教授の深見友紀子先生なども講師しで招くことでこれらの実践に対する音楽的な視点を深められるようにしたい。また,音楽的な指導の中で,あまり目を向けられていない楽器の音色についても追及できる環境を整えることで,音楽の美しさを感じ,将来にわたって音楽に係ろうとする人材の育成につなげたい。

  3. 情報モラル教育の専門講師を招き,ネットワーク社会のルールや見方・考え方が身に付くようにする。

デジタル・ナレッジ みらいの教育基金 奨励助成 C類 奨励助成

助成内容:開発・制作・運営等資金の一部として資金提供を行います。

*掲載順は、申請団体名五十音順 *敬称略
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