【インタビュー】大塚製薬株式会社
「5分の空き時間でもストレスなく学べる」eラーニング研修を確立!


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大塚製薬株式会社では社内MR(医薬情報担当者)向けの研修にeラーニングを導入されています。学習者の視点に立ち、受講意欲を高めることに徹底的にこだわった研修システムの特長とは?「5分の空き時間でもストレスなく学べる」eラーニング研修の詳細をお聞きしました。


最初に、eラーニングを導入された研修の概要を教えていただけますか。

MR(医薬情報担当者)向けの研修システムで、名前は「Oh-Campus(オーキャンパス)」といいます。全国の支店・出張所に在籍しているMR約1千数百名を対象に、新製品の情報や最新の学会論文など、顧客である医師・薬剤師への営業活動に役立つ実践的な内容をeラーニングで提供しています。

MR向けの研修にeラーニングを導入された背景についてお聞かせください。

従来は集合研修を行っていましたが、MRが数日にわたって現場から離れることによる売上への影響が問題視されていました。とは言え、MRは“医薬情報担当者”というくらいですから、正確な知識や新しい情報を常に知っておく必要があります。そのため、 “継続的な自学自習の環境”を整えるべくeラーニングを導入しました。

eラーニングでとくに解決したかった課題は何でしょうか。

実はeラーニングを導入したのは今回が初めてではありません。これまでeラーニングをいくつか取り入れましたが、受講率が伸びずほとんど定着しませんでした。その一因として、MRの勤務スタイルが挙げられます。MRは一日中顧客先である病院や薬局を飛び回わる生活をしており、ほとんど会社にいません。忙しいMRに、“いかに無理なくeラーニングを受講してもらうか”が最大のポイントでした。

その課題をどのように解決されたのでしょうか。

教材となる動画は一単元につき5~10分以内に収めるよう徹底しました。これにより、出先や車の中のちょっとした空き時間で気軽にくり返し学べる、「5分の空き時間でもストレスなく学べるeラーニング」を実現しました。また、従来は受講端末がパソコンのみでしたが、今回はタブレット端末を使ってオフラインで学べる仕組みも構築しました。

コンテンツを制作される上で工夫されていることはありますか?

同じ製品でも、例えば「新情報」「論文」といった具合に、コンテンツ自体も細かく分けるようにしています。こうすることで、学習者は必要な内容だけをピンポイントで選び、受講することが可能です。また、立ち上げ当時はコンテンツのタイトルが「2010/10/5」と更新日になっており、内容が分かりませんでした。そこで、タイトルに入れられる文字数を長くするよう仕様を変更し分かりやすいタイトルを付けるようにしたり、概要と詳細を入れられるようにしたりと、少しずつ改善していきました。学習者の立場に立ち、より分かりやすく、受講しやすい研修を心掛けています。

導入されたシステムの選定理由をお聞かせください。

半年以上かけていろいろな会社のLMSを見ましたが、カスタマイズができないものがほとんどでした。そんな中、デジタル・ナレッジさんのLMSはなんでも簡単にカスタマイズできる点が魅力で即決しました。eラーニング専門の会社がいいと思っていましたので、その点も良かったですね。

実際の使い勝手はいかがですか?

自分たちで仕様を決められますので、今までのシステムと比べても格段に使いやすいです。先程お話したタイトルの文字数の変更もそうですし、デザインも何度かリニューアルしてもらっています。やってみて初めてわかることもありますし、ユーザーの要望なども取り入れ、どんどん変わっていくべき。そういう意味でもカスタマイズのしやすさは重要だと思います。

現在の運用体制を教えてください。

システム管理者が1名、コンテンツ作成者が2~30名です。コンテンツ制作者は製品ごとのスペシャリストであり、自らが製品の最新情報などを説明し、それを撮影した動画を教材として配信しています。

受講促進はどのようにされていますか。

リーダー社員のeラーニング画面にチームメンバーの学習進捗が出てくるようになっていて、それを元にリーダーが受講促進を行っています。これまでのeラーニングと違い、簡単に受講ができるということで、リーダーにも積極的に取り組んで頂いており、受講促進も盛んにしてもらっている状況です。

受講意欲を高めるような工夫はされていますか。

受講するとポイントが付与される仕組みになっており、そのランキングを社内に公開しています。全員の順位や名前、ポイントがひと目でわかりますので、モチベーションを高めるひとつの要素になっています。受講意欲を高めるためのこうした分かりやすい、目で見える工夫はとても重要だと思います。

受講されているMRの皆さんの反応はいかがでしょうか。

受講に関する問い合わせが来たり、「受けていますよ」という声を頂いたりと、以前に比べ受講してもらっているという実感が持てています。管理画面でも受講状況がわかりますが、やはり6~7割が出先で受講されているようです。休日に視聴されている方もいますね。これまでeラーニングが浸透しなかった中で、これは大きな成果だと思います。

今後の展望をお聞かせください。

個人の受講データを整理して、効果検証をしていきたいと考えています。eラーニングを受講したから営業成績もアップしたという因果関係を明らかにできれば良いですね。また、何度も視聴されているコンテンツはニーズがあるということですから、それをピックアップしてさらに優良なコンテンツを提供していきたいです。

MRが扱うのは命にかかわる重要な情報であり、データに裏打ちされたしっかりとした情報を伝えていく使命があります。それを担うeラーニングも非常に重要ですから、しっかりと育てていきたいですね。

コンテンツ

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Oh-Campusホーム画面

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Oh-Campusアーカイブ画面


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設立 1964年8月10日
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