大学における
LMSの導入状況と
活用事例をご紹介

2026/01/27

大学教育において、オンライン授業やハイブリッド型授業のニーズが高まる中、「LMS(学習管理システム)」の活用が注目されています。
本記事では、LMSとは何か、大学におけるLMSの導入・シェア状況や、実際の活用事例を詳しくご紹介します。
LMSの比較検討や効果的な活用方法のヒントとして、ぜひご活用ください。

LMS(学習管理システム)とは?

LMS(Learning Management System)とは、eラーニングを支える中核的なシステムで、日本語では「学習管理システム」と訳されます。

LMSは、大きく分けて2つの機能から構成されています。ひとつは、学習者が講義資料や動画を閲覧し、テストやレポートを通じて学習を進めるための「受講機能」、もうひとつは、教員や管理者が学習履歴や成績を管理する「管理機能」です。学習者はWeb上で教材にアクセスし、自分のペースで学習を進められる一方、教員や管理者は進捗状況の可視化、成績評価、教材の一斉配信などを効率的に行えます。

大学では、授業のオンライン化や学修成果の蓄積、対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド型授業の推進など、多様な教育シーンでLMSが活用されています。

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LMSとは(学習管理システム)

大学におけるLMSの導入状況

大学ICT推進機協議会(AXIES) ICT利活用調査部会の調査によれば、大学事務局(4年制大学)の69.2%が何らかの形でLMSを導入しています。
導入状況を機関種別に見てみると、全学、部局、教員のいずれかでLMSを利用している割合は、高等専門学校で91.5%、学部研究科では72.9%、短期大学では47.6%です。

【機関種別】LMSの利用・運用状況

  全学で運用されている
LMSを利用している
部局で運用されている
LMSを利用している
個人教員が運用している
LMSを利用している
利用していない
高等専門学校 70.2% 19.1% 17.0% 8.5%
学部研究科 65.3% 8.9% 5.3% 27.1%
短期大学 38.9% 3.8% 7.0% 52.4%

【設置者別】LMSの利用・運用状況

  全学で運用されている
LMSを利用している
部局で運用されている
LMSを利用している
個人教員が運用している
LMSを利用している
利用していない
国立大学 88.5% 4.9% 1.6% 8.2%
公立大学 39.1% 6.5% 6.5% 52.2%
私立大学 65.1% 3.2% 2.4% 31.9%

上記からわかる通り、高等専門学校、他の機関よりもLMSの導入が進んでいます。部局や個人教員による運用の割合が高い点も特徴です。
また、設置者別に導入状況を見てみると、全学、部局、教員のいずれかでLMSを利用している割合は、国立大学で91.8%、公立大学で47.8%、私立大学で68.1%となっています。

参考

高等教育機関におけるICTの利活用に関する調査研究 結果報告書|大学ICT推進機協議会(AXIES) ICT利活用調査部会

大学でのLMSの活用事例

LMSは大学において、単なる教材配信のツールにとどまらず、学習体験の質を高めるために多様な活用がなされています。以下では、デジタル・ナレッジのLMS「KnowledgeDeliver」の導入事例を基に、具体的な活用方法とその成果を紹介します。

大学に合ったLMSの選び方

多種多様なLMSの中から、自学に最適なシステムを選ぶためには、いくつかの重要なポイントがあります。
ここでは、大学に合ったLMSを選ぶための3つのポイントを紹介します。

1.大学で求める要件に合うか?

まず、LMSを導入することで何を実現したいのか、具体的な目的を明確にすることが重要です。現状の課題や目指す教育の方向性、必要な機能などを洗い出し、要件をリスト化しておくと、その後の選定がスムーズに進みます。

例えば、以下のような項目を確認しましょう。

  • 教材作成機能:オリジナルの教材を簡単に作成・編集できるか。既存のPowerPointやPDF、動画教材に対応しているか。
  • マルチデバイス対応:スマートフォンやタブレットでの学習に対応しているか。
  • カスタマイズ性:人事システムとの連携やシングルサインオン、大学のブランドイメージに合わせたデザイン変更など、個別の要望に柔軟に対応できるか。
  • 求める機能の有無:習状況の可視化、権限設定、未受講者への自動フォローなど、目的達成に必要な機能が備わっているか。

2.導入実績は十分か?

LMSは、24時間365日安定して稼働することが求められるシステムです。そのため、これまでの導入実績や稼働実績は、選定の初期段階で必ず確認してください。

他大学での導入事例を参考にすることで、システムの信頼性や評判を確認できます。また、自学が想定する利用者数や運用規模に対応可能かどうかも、実績を基に判断することが重要です。

たとえば、1万人規模の大学や複数キャンパスを持つ学校で問題なく運用されているLMSであれば、自学でも安心して導入しやすくなります。また、文系・理系など学部の特性を問わず活用できているか、既存の教育課程や授業形態との親和性についても事例を通じて見極めることができます。過去の導入時期や運用年数、継続率などもチェックすることで、長期的な信頼性があるかを客観的に判断できるでしょう。

3.サポートは丁寧か?

MSは導入して終わりではなく、長期的な運用が前提となります。そのため、ベンダーのサポート体制の充実度は非常に重要な選定ポイントです。

導入時の操作レクチャーや導入後のメンテナンスはもちろん、日々の運用で発生する疑問やトラブルに対応してくれるヘルプデスクの有無などを確認しましょう。また、システムの保守・更新といった手間を考慮すると、外部の専門家による手厚い支援が受けられるかどうかも検討すべき点です。

とくに大学では教職員や学生のITスキルに幅があるため、誰でも直感的に使えるUI設計や、トラブル発生時に即時対応してくれるサポート体制が不可欠です。ベンダーが提供するFAQ、オンラインマニュアル、定期的な研修会の有無、担当者の対応スピードや品質も、導入後の満足度に大きく影響します。また、将来的な機能拡張や法改正への対応力など、継続的な支援があるかどうかも比較材料となるでしょう。

大学ならではの課題解決や運用支援については、
学校ソリューションページもあわせてご覧ください。

デジタル・ナレッジのLMS『KnowledgeDeliver』が選ばれる理由

デジタル・ナレッジが提供するLMS『KnowledgeDeliver』は、多くの大学に選ばれ続けている統合プラットフォームです。2000年のリリース以来、時代のニーズに合わせて進化を続けており、その背景には確かな理由があります。

まず大きな特徴として、eラーニングに必須となる「教材作成」「学習」「運用管理」という3つの機能を標準で搭載しているため、他のツールを追加導入することなく、これ一つでeラーニング環境を完結させることができます。さらに、大学ごとの多様な課題や教育方針に応じて柔軟なカスタマイズが可能であり、創業以来蓄積されたノウハウを基に最適なシステムの形を提案します。

その信頼性は、大学をはじめ企業や官公庁など3000以上の豊富な導入実績と、数十万名規模の大規模運用にも対応できる安定性によって裏付けられています。ASPやクラウド、オンプレミスなど、大学の状況に合わせた導入形態を選べる点も強みです。

導入後も安心して利用し続けられる点も高く評価されています。お客様のニーズや教育トレンドを反映させるため年4回のバージョンアップが継続的に行われ、システムは常に最新の状態に保たれます。さらに、運用担当者や学習者向けのサポートセンターが電話やメールで支援するほか、ISMSやPマークの取得、定期的な脆弱性診断の実施といった万全のセキュリティ対策により、安全な学習環境を提供します。多言語対応やWeb会議ツールとの連携機能にも標準で対応しており、現代の教育ニーズにも柔軟に応えています。

まとめ

本記事では、大学におけるLMSの導入状況や活用事例、そして自学に合ったLMSの選び方について解説しました。

LMSは単なるオンライン学習ツールではなく、学生の学習行動の可視化、リカレント教育の推進、教職員の業務効率化など、大学運営における様々な課題を解決する可能性を秘めたプラットフォームです。LMSの導入・活用を成功させるためには、自学の目的を明確にし、機能、実績、サポート体制などを総合的に比較検討することが欠かせません。

デジタル・ナレッジの『KnowledgeDeliver』は、3,000以上の導入実績と長年のノウハウを基に、各大学の多様なニーズに合わせた最適なeラーニング環境の構築を支援します。LMSの導入や活用に関するご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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