安心・柔軟に運用できる社内LMS
LMSには「オンプレミス型」と「クラウド型」の2種類があります。
オンプレミス型LMSは、組織や企業が自社で保有するサーバーにインストールし、運用します。
KnowledgeDeliverは、クラウド型のみならず、オンプレミス型でも構築が可能です。長年の実績に裏打ちされたKnowledgeDeliverの信頼性と、オンプレミス環境ならではの柔軟性を組み合わせることで、よりお客様のニーズに合致した教育・人材育成を実現できます。
オンプレミス型LMSは、お客様自身がサーバーやネットワークを管理することで、独自のセキュリティポリシーを適用し、機密性の高いデータを安全に管理できるという大きなメリットがあります 。外部のインターネット接続を限定することで、外部からの不正アクセスやサイバー攻撃のリスクを低減することが可能です 。また、自社のセキュリティ要件に合わせて、ファイアウォールや侵入検知システムなど、必要な対策を自由に構築できる柔軟性も備えています 。
特に、金融機関、官公庁、医療機関といった機密性の高い情報を扱った上で教育・企業研修を行う組織にとって、自社のポリシーに基づいた強固なセキュリティ体制を構築できます。
オンプレミス型LMSで実施する教育は、インターネット接続が不安定な環境や、セキュリティ上の理由からインターネットへの接続を制限したい場合でも、社内ネットワーク(閉域網)内で利用することができます 。インターネット回線に依存しないため、ネットワーク障害の影響を受けにくく、安定した運用が可能です 。
例えば、製造業の工場内での教育や、研究開発拠点での教育など、特定のネットワーク環境下での利用が求められる人材育成において、オンプレミス環境は有効です。クラウド版ではインターネット接続が必須となりますが、オンプレミス環境であれば、そのような制約を受けることなく、安定したeラーニング環境で人材育成プログラムを提供できます。
一方で、オンプレミス型LMSのデメリットとしては、メンテナンス、アップデート、トラブルシューティング、セキュリティなど、システム運用・管理の必要 、該当する専門知識を持つ人材の確保、将来的な利用規模の拡大を見据えたインフラ設計 、そして自社での災害対策 などがあります。
オンプレミス環境で構築したLMSは、以下のような企業・団体様の教育や人財育成研修にとって最適なソリューションです。
金融機関、官公庁、医療機関など、機密性の高い情報を扱う教育・企業研修がある場合など、データ管理を自社で行いたい企業や、外部のクラウド環境へのデータ保存に懸念がある企業 。
数千人以上の従業員を抱え、独自の教育・企業研修のeラーニングシステムをすでに所持しているオンプレミス環境で構築・運用したい企業や、長期的な利用を見据え、クラウド版よりもコスト効率の高いオンプレミス環境を検討している企業 。
自組織内サーバで、人事システム、認証システム、業務システムや、各種基盤など、既存のITインフラとの連携をスムーズに行いたい企業や、API連携による柔軟なシステム構築を希望する企業 。
KnowledgeDeliverをオンプレミス型LMSとして利用することで、前述の「高いセキュリティ」「ネットワーク環境への適応性」に加え、長期的なコスト優位性というメリットも期待できます。また、データの保存場所や管理方法を自組織で決定できるため、データガバナンスポリシーに柔軟に対応できます。KnowledgeDeliverのアップデート等の運用・管理については専門の担当者が親身にサポートいたします。
KnowledgeDeliverの学習機能、教材作成機能、運用管理機能など主要機能については、こちら
お客様の実現されたい人材育成内容とIT環境を詳細にヒアリングし、最適な導入プランをご提案いたします。段階的な導入や、お客様のご要望に合わせたカスタマイズにも柔軟に対応いたします 。
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