伊藤忠テクノソリューションズ調査報告書

2007年9月発行

eラーニング戦略研究所は、大手システムインテグレーターである伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)を対象に、同社のeラーニング導入状況と、従業員一人ひとりが情報を発信する「eラーニング2.0」の実践事例について調査を実施しました。

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失敗を教訓にたどり着いた「シンプルの極致」

CTCでは2004年の第一次導入時、高機能なスキル管理や人材マネジメント機能を盛り込んだシステムを採用したものの、複雑さゆえに現場に定着せず失敗に終わりました。その教訓を活かし、2006年の第二次導入では「使いやすさ」に特化したシンプルなシステムへ刷新。現在では延べ46,000名以上が受講する、社内ITインフラとして不可欠な存在へと成長しています。

社内ITインフラにおけるeラーニングの位置付け

全従業員6,400名が「教え手」となる文化の醸成

最大の特徴は、従業員自身がコンテンツを制作・配信できる「eラーニング2.0」の仕組みです。教えたい知識を持つ社員が自席でパワーポイントに音声を吹き込み、すぐさま該当部署や役職者に一斉配信できる環境を整備。手書きの似顔絵を挿入するなど、親しみやすい「個人の知」が社内を流通することで、自律的に学ぶ組織文化を創出しています。

eラーニング2.0概念図

本報告書でわかること(調査結果のポイント)

本報告書では、大規模組織においてeラーニングを「管理ツール」から「ナレッジ共有ツール」へ進化させるための運用ノウハウを詳しく分析しています。

  • 運用担当者はわずか1名。極小コストでの全社運用体制
    各現場がコンテンツ制作・管理を担うことで実現した、情報システム部門の負担軽減モデル
  • CTCグループにおける「人気講座」と受講実績一覧
    セキュリティ研修から、20名程度のニッチな技術共有まで。現場が求めた45講座の内容
  • PowerPointを活用した内製コンテンツの制作手法
    自席で音声を吹き込み、即座に公開する。スピード感ある情報徹底のための制作ワークフロー
  • 2007年当時の「モバイル(携帯電話)連携」への展望
    PCと携帯での学習履歴同期。場所を選ばない学習環境への早期の取り組み

※全ページの報告書では、詳細な受講数推移データや、実際の受講画面、管理者側の検索画面キャプチャなどもご覧いただけます。

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企業・調査概要

対象企業 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)
調査期間 2007年9月1日~2007年9月30日
従業員数 グループ全体 約6,400名
運用体制 システム運用担当 1名 / コンテンツは各部署・有志が作成

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