導入実績3,000超のeラーニング専門ソリューション企業、株式会社デジタル・ナレッジ(本社:東京都台東区、代表取締役社長:はが弘明)が運営するeラーニング戦略研究所は、外食・飲食サービス企業の人事部責任者、人材育成担当者、店舗責任者などを対象に、人材育成の取り組みや課題に関する調査を実施し、その結果をまとめた報告書を2026年3月に公開しました。

調査の結果、外食・飲食業界における人材育成の課題は「若手人材確保」38%が最多となり、人手不足の中で人材育成に関する課題が顕在化していることが明らかになりました。
実施されている人材育成の取り組みとしては、接客・サービス品質向上など現場改善型が中心である一方、DXや教育効果の可視化などの取り組みは進んでおらず、育成基盤整備が十分に進んでいない状況がうかがえます。



調査結果① 人材育成は「現場改善型」が中心
外食・飲食業界の人材育成は、接客・サービス品質の向上(76%)、調理スキル・衛生管理(53%)、店舗オペレーション標準化(49%)など、現場品質向上を目的とした取り組みが主流である一方、DX推進や教育効果の可視化、人事評価との連携といった“育成の仕組み高度化”につながる取り組みは1割前後にとどまっています。また、LMS(学習管理システム)は未導入企業が64%を占め、育成基盤整備が十分に進んでいないことが分かりました。
調査結果② AI活用意欲は54%
生成AIを活用した研修設計や評価自動化については、54%が利用に前向きと回答しました。AI活用に前向きな企業ほどLMS導入率が高い傾向も見られ、育成基盤整備の進捗とAI活用意欲に関連がある可能性が示されました。
調査結果③ 注力テーマで分かれる「育成基盤」
人材育成の注力テーマ別に分析すると、企業によって育成基盤整備状況に大きな差が見られました。
「DX・デジタルリテラシー」に注力する企業では、eラーニング実施率50%、LMS活用率80%、研修管理一元化70%と基盤整備が進んでおり、AI活用にも前向き(80%)です。一方、「店舗オペレーション標準化」や「非正規人材育成」に注力する企業では、基盤整備率は低く、仕組み化は途上段階にあります。
このように、外食・飲食業界の人材育成は「現場改善中心型」と「育成基盤高度化型」の二極化傾向が見られます。
慢性的な人手不足の中で、今後はAI活用への関心の高まりを背景に、「育成の仕組み化」「運用の効率化」「データに基づく人材管理」を段階的に進めることが重要になると考えられます。
本調査結果のサマリ
- 人材育成は「現場品質重視」、一方で基盤整備は限定的
- AI活用意欲で異なる“基盤整備”と“課題認識”
- 「人材不足」と「育成リソース不足」が生む構造的ジレンマ
- 注力テーマ別に見る「現場改善型」「基盤高度化型」の二極化
アンケート調査概要
| 調査目的 | 外食・飲食サービス業界の人材育成に関する取り組みや課題を調査し、 求められる施策を探る |
|---|---|
| 調査方法 | アンケート専門サイトを用いたWebアンケート調査 |
| 調査期間 | 2026年1月30日~2月4日 |
| 調査対象 | 外食・飲食サービス企業の人事部責任者、人材育成部門長および担当者、 エリアマネージャー、店舗責任者、店舗の教育担当者100名 |
多数の関連レポートも公開中!教育・人材育成に関心のある方はぜひご活用ください。
- 建設・設備管理業界の人材育成に関する調査報告書
- 初等・中等・高等教育における教育DXに関する調査報告
- デジタルバッジ発行・取得に関する調査報告
- 社会人の生成AI利用に関する調査報告
- 日本型教育の海外展開に関する調査報告
- 講座・研修・教材のオンライン販売に関する調査報告 ほか多数
株式会社デジタル・ナレッジについて
教育に関する夢や想いを共有しながら、私たちが“学びの架け橋“となり、学習環境を創造します。
デジタル・ナレッジの使命は、教育機関や研修部門にある「知識(ナレッジ)」をより効率的・効果的に流通させ、受講者に届けること、そしてより良い知識社会の実現に貢献することです。これが日本で初めてのeラーニング専門ソリューションベンダーである私たちの責任と考えています。私たちは教育機関様・研修部門様と同じ視点に立ちながら、ITを活用したより良い教育を実現いたします。
株式会社デジタル・ナレッジ
代表取締役社長 はが 弘明 / 代表取締役COO 吉田 自由児
本社:東京都台東区上野5-3-4 eラーニング・ラボ秋葉原
TEL :03-5846-2131(代表)、050-3628-9240(導入ご相談窓口)
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社デジタル・ナレッジ eラーニング戦略研究所
E-mail:infoadmin@digital-knowledge.co.jp
