韓国eラーニングビジネス調査報告書

2007年4月発行

eラーニング戦略研究所は、世界に先駆けて幼児から中高生向けのeラーニングビジネスが急速に発展していた韓国のソウル特別市を訪問し、主要なオンライン教育サービス事業者を対象に、その運営実態と成功の鍵に関する現地調査を実施しました。

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オンデマンド講義に宿る「ライブ感」の正体

韓国のeラーニングの成功要因は、録画された「オンデマンド講義」であっても、目の前に生徒がいるかのように進める徹底した演出と運営にあります。講義中にオンラインコミュニティ(掲示板)での話題に触れ、生徒の名前を呼ぶなど、一方通行になりがちな配信を「双方向の体験」へと変えています。また、掲示板への回答は24時間以内を厳守するなど、圧倒的なレスポンスの速さが生徒の熱量を支えています。

韓国におけるライブ感のあるオンデマンド講義運営フロー

契約金10億ウォンも。過熱する「スター講師」経済圏

韓国では、オフラインの塾で人気を博した講師がオンラインへ進出し、数百万人規模の会員を抱える「カリスマ」として君臨しています。超人気講師の契約金は5億〜10億ウォンに達し、レベニューシェア型の報酬体系が一般的です。講師自身がキャラクター化されたグッズを着用して講義に臨むなど、エンターテインメント性と教育を高度に融合させた独自のビジネスモデルが確立されています。

本報告書でわかること(調査結果のポイント)

本報告書では、日本の一歩先を行く韓国eラーニング業界が、どのようにして学習者の心を掴み、ビジネスとして成立させているかの舞台裏を分析しています。

  • 「毎年全講座リニューアル」を支える制作体制
    情報の鮮度を保つため、900〜1,000講座を毎年撮り直す驚異的なコンテンツ制作サイクル
  • 講師と生徒を繋ぐ「担任制」と「学習促進担当」
    1人の担当者が200名の生徒を管理。電話やSMSを駆使したモチベーション維持の具体策
  • 「カメラの前で板書はしない」オンライン講義の黄金律
    図形は印刷教材を貼り付け、文字は大きく、活舌よく。プロ講師が遵守する講義基準
  • 主要3社(Purun1318、メガスタディ、YBMsisa)の徹底分析
    中学生向け内申点アップから幼児向け英語まで。市場を牽引する企業の戦略比較

※全ページの報告書では、VODの品質設定、モバイル(PMP)サービスの普及状況、詳細な料金体系データなども詳しくご覧いただけます。

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調査概要

調査対象 韓国ソウル特別市のeラーニングサービス事業者(1318class, Mbest, YBMsisa 他)
調査期間 2007年3月28日~2007年3月31日
調査方法 現地訪問、経営者・担当者への対面ヒアリング、データ分析
受講者規模 最大手で会員数350万人超(有料・無料含む)

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