教員に対するiPadの意識調査報告書

2010年6月発行

eラーニング戦略研究所は、全国の小・中・高校、大学教員計100名を対象に、発売直後の「iPad」に関する意識調査を実施しました。

教員の約70%がiPad導入に前向き。学習効率向上に期待

iPadの教育現場への導入について調査したところ、「ぜひ導入したい(9%)」「導入しても良い(58%)」を合わせて約70%が肯定的な意向を示しました。
賛成の理由としては「学習効率を上げるため(29.9%)」や「授業の表現力を強化するため(19.4%)」が上位に挙がり、新しいデバイスがもたらす教育効果への期待の高さが伺えます。

iPadの教育現場への導入についてどのように考えますか

導入を阻む理由は「利用イメージの欠如」と「管理コスト」

一方で、導入に消極的な教員が挙げる最大の理由は「利用シーンがイメージできない(39.4%)」でした。また、コスト面(27.3%)や、紛失・破損への不安(24.2%)といった管理体制への懸念も大きなネックとなっています。
特に大学教員は具体的な利用イメージを持っているものの、小・中・高校教員ほど「どう使うべきか」という具体的な活用法の提示を必要としている実態が浮き彫りとなりました。

導入に賛成でない1番の理由は何ですか

本報告書でわかること(アンケート結果のポイント)

本報告書では、iPadが教育界で話題になり始めた最初期の、現場教員による率直な期待と不安を分析しています。

  • 【学校種別】iPadに求める機能の決定的な差
    参考資料を表示したい小・中・高校教員 vs 板書のリアルタイム共有を望む大学教員
  • 50代教員が最も意欲的?意外な年代別導入意向
    ベテラン層ほど最新機器への関心が高いという、当時の興味深い集計データ
  • 「黒板の代わり」か「教材の持ち運び軽減」か
    現場が想定している具体的な利用方法と、授業スタイルに合わせた活用ニーズの内訳
  • 情報漏洩や不適切サイトへの接触は「まだ」障害ではない?
    活用が進む前の段階だからこそ見えた、リスクに対する当時の認識実態

※全ページの報告書では、教員が具体的にイメージしている活用シーンの自由回答集や、詳細なクロス集計をご覧いただけます。

アンケート調査概要

調査期間 2010年6月21日(月)~6月22日(火)
調査方法 Webアンケート方式
調査対象 全国の小学校、中学校、高校、大学の教員計100名
回答者の属性 50代(42%)、40代(33%)が中心。男性82%、女性18%

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