IRT

概要

IRT(項目応答理論)をLMSのテスト問題データベースに組み込むことで、受講者向けに理解レベルに合わせた出題が可能となります。また、テスト問題の品質管理にも有効な情報が付加されます。

メリット

• 管理者は、理解度を測定するために取り組む問題数を減らすことができ、理解度試験にかける時間を低減できる。
• 受講者は、自身の理解度レベルからみて少しだけ上の難易度のテスト問題に取り組むことができ、モチベーションが維持される。　
• 教材制作者は、テスト問題の品質管理が可能となる。　

IRTとは？
項目応答理論（Item Response Theory）の略称で、評価項目群への応答に基づいて、受験者の知識・技能やさまざまな能力などの特性を測定するための統計的理論です。
（1）受験者の能力値の正確な推定
（2）問題の特性の数式化
（3）受講者毎に出題者の意図に応じた出題
（4）テストの開発支援
（5）テストの信頼度と妥当性の評価