介護職に限らず誰もが、高齢者とのよりよい関わり方を学べる機会を広げたい――。
そんな思いから誕生した新資格『高齢者健幸サポーター』は、“知っているつもり”になりやすい高齢者理解と寄り添い方を、最短2時間で学べるオンライン入門資格です。
高齢化が進み、高齢者との関わりに戸惑う場面が増えている今、私たちに必要な学びとは何でしょうか。
本記事では、資格誕生の背景やeラーニング導入の決め手、今後の展望について、BCC株式会社の西原様にお話を伺いました。

ヘルスケアビジネスカンパニー 介護レクリエーショングループ
マネージャー 西原 弓恵 様
導入前の課題
- 新しい資格講座を短期間で立ち上げたい
- 申込・決済・受講・認定証発行までをオンラインで完結させたい
導入サービス
導入後の成果
- システム構築から映像制作まで一括支援し、約5ヶ月で講座をリリース
- 申込・決済・受講・認定証発行までオンライン完結で運営負担を大幅に軽減
【目次】
なぜ今、「高齢者との関わり方」が学びとして求められるのか
はじめに、『高齢者健幸サポーター』立ち上げの経緯を教えてください。
弊社が運営する一般社団法人 日本アクティブコミュニティ協会では、「レクリエーション介護士」という自分の趣味・特技を活かし、高齢者に喜ばれるレクリエーションを学べる資格を運営しています。2024年9月に10周年を迎えた資格で、これまで主に介護職の方を中心に4万人の方に取得いただいています。
芸人のレギュラーさんが取得されていることでも有名な資格ですね。
はい。レギュラーさんをはじめ、皆さん介護現場で活躍されています。一方でここ数年、介護職以外の方々から「高齢者との接し方で悩んでいる」という声が多く聞かれるようになりました。高齢化が進む中で、ご家族との関わりや、仕事で高齢のお客様と接する場面など、介護現場以外でも高齢者とのコミュニケーションを支援する必要性が高まっていることから、より幅広い方に向けた“入門資格”として、『高齢者健幸サポーター』を立ち上げました。
『高齢者健幸サポーター』ではどんなことが学べますか?
高齢期に起こる心身の変化や、高齢者の方と接する際に大切な“心を動かすポイント”を学ぶことができます。“高齢者”とひとくくりにせず、一人ひとりの性格や背景に合わせて「生きがい」や「楽しみ」を支える視点を身につけることで、介護予防や健康寿命の延伸につなげることを目的としています。
資格を立ち上げる際に重視されたポイントは?
幅広い層に届けたいという思いから、時間や場所を選ばず学べるeラーニング形式を前提にしました。レクリエーション介護士の通信講座が「自分の好きな時間に学べる」と好評でしたので、今回もスキマ時間で学びたい方が無理なく取り組める形を目指しました。
申込から認定証発行までオンライン完結 ―― N-AcademyBIZが実現したスムーズな資格運用
eラーニング講座の立ち上げに際し、必要な要件は何でしたか。
まず、クレジットカード決済への対応です。請求書対応をなくし、申込から認定証発行までオンラインで完結できる形が理想でした。
認定証発行機能も重視されたポイントですか?
はい。紙の認定証は発行・郵送に時間がかかるため、新資格では“受講者自身が即時発行できるデジタル認定証”を必要要件としました。また、章ごとの確認テストも必須と考えていました。
最終的にデジタル・ナレッジのN-AcademyBIZを選ばれた決め手は何でしたか。
今お話しした要件をすべて満たしていたことに加え、当初から弊社の希望に沿った提案をしてくださり、一貫して手厚いサポートを受けられた点が決め手になりました。
タイトスケジュールでも妥協なし!映像制作×システムを“一括伴走”したサポート体制
映像コンテンツ制作も併せてご依頼いただいた背景をお聞かせください。
レクリエーション介護士10周年記念イベントに合わせて新資格を発表する計画でしたが、スケジュールがかなりタイトだったため、システムとコンテンツ制作を同時並行で進める必要がありました。デジタル・ナレッジさんに一括して依頼できたことで、準備負担を大幅に減らすことができました。
映像コンテンツの仕上がりはいかがでしたか?
字幕対応や、映像内に画像・図を挟む編集など、学びやすい工夫を多数提案いただきました。短期間でこちらの意図を汲み取り、高いクオリティに仕上げていただき満足しています。
サポート面で印象に残っていることはありますか。
原稿提出が撮影直前になったり、休日対応いただいたりと無理なお願いをしてしまったのですが、常に丁寧かつ柔軟に対応してくださいました。チームのような一体感で一緒にゴールに向かって走り抜けた感覚が印象に残っています。また、運用開始後も継続的に相談できる体制で、安心してお任せしています。

最短2時間で資格取得が可能。
「知っているつもり」が「具体的にわかった」―― 受講者が感じた変化とは
講座運営の手応えはいかがでしょうか。
申込から認定証発行までオンラインで完結でき、スムーズに運営できています。
N-AcademyBIZの機能では特に認定証の発行が便利で、キャンペーンなどで価格が変わっても通常受講者と連番で発行できます。また、章ごとの確認テストや「順番に受講しないと先に進めない」といった細かい設定も可能で、資格としての質を確実に担保できます。ASP型サービスのためメンテナンスも不要で、社内に専門スタッフがいなくても運用できる点もメリットだと思います。
受講者はどういった方が多いですか。
40~50代の方が中心で、高齢の家族を支えたいという動機が多いです。70代の方が「自分のために学びたい」と受講されるケースもあり、幅広い世代にニーズがあると感じています。
受講者の反応はいかがですか。
「知っているようで知らなかったことを学べた」「家族への接し方を具体的にイメージできるようになった」という声を多くいただいています。「オンラインで好きなタイミングで手軽に学べる」点も好評です。
今後の課題と展望を教えてください。
オンラインに不慣れな方がつまずきやすい点が課題で、今後はよりわかりやすい受講案内や導線づくりが必要です。また、法人向け研修への展開も視野に入れ、より多くの方に資格を届けたいと考えています。
高齢者と社会をつなぐ“新しい架け橋”へ ――『高齢者健幸サポーター』が担う役割
改めて、この資格にはどのような意義がありますか。
『高齢者健幸サポーター』は、私たちが掲げる「“人を支える人”を支える」という理念を社会全体に広げるための重要なステップです。
これまでは主に介護現場を支えるサービスを展開してきましたが、高齢者との接し方に戸惑いを感じているのは介護職だけではありません。家族・地域・企業など、さまざまな立場の方が〝最初の一歩“を踏み出せる学びの入口として、介護業界と社会をつなぐ新たな架け橋のような役割を担えるのではと考えています。
特徴は、高齢者のこころを動かす関わり方や、生きがいや楽しみを生み出すレクリエーションの考え方を学べる点です。一人ひとりに合ったサポートができるようになることで、家庭ではコミュニケーションが円滑になり、地域では孤立を防ぐつながりが生まれます。
高齢者を理解し寄り添う視点が広がることで、高齢者本人はもちろん、支える側の心の負担も軽減され、「誰もが心豊かに暮らせる社会づくり」に貢献できればと思います。
最後に、受講を検討されている方へのメッセージをお願いします。
高齢のご家族や身近な方との関わりの中で戸惑う経験は、誰にでもあると思います。この資格では、そうした不安に寄り添いながら、日常ですぐに活かせるヒントを短時間で学ぶことができます。
学んだ内容は、ご自身のこれからの人生にも、ご家族の将来にもきっと役立つはずです。「まずは知ることから始めてみたい」という方に、ぜひ気軽に受講していただけたら嬉しいです。
【デジタル・ナレッジからみた本事例のポイント】
高齢化社会において重要性が高まる『高齢者健幸サポーター』の立ち上げをご支援でき、大変光栄です。
今回はシステム構築に加え、決済機能の提供、そして学びの中核となる動画制作まで、トータルで伴走させていただきました。今後もシステム運用や動画コンテンツの提供にとどまらず、法人研修への展開など、本サービスそのものをさらに社会へ広げ拡張していけるよう、パートナーとして支援・貢献してまいります。
《西日本支社事業部 シニアコーディネータ 桑原 新》
ご利用いただいた製品・サービス
N-AcademyBIZ / eラーニング教育用コンテンツ制作サービス
お客様のサイト
お客様情報
| 名称 | BCC株式会社 |
|---|---|
| 設立 | 2014年1月20日(創業2002年3月6日) |
| 本社所在地 | 大阪市中央区今橋2丁目5番8号 トレードピア淀屋橋9F |
