2007年6月発行
eラーニング戦略研究所は、文部科学省の後援を受け、教職員のICTスキル向上を目的に提供された「ICTスキルアップオンライン」の利用実態と教育効果に関する調査を実施しました。
平均完遂率は約60%。多忙な教職員にeラーニングが浸透
本プログラムの平均完遂率は約60%という、一般的なeラーニングと比較しても非常に高い数値を記録しました。集合研修への参加が時間的に困難な教職員にとって、学校や自宅から随時受講できるオンデマンド形式の利便性が、学習継続を強力に後押ししている実態が明らかとなりました。

高い満足度の一方で「授業での実践」にハードル
受講後のアンケートでは、内容の理解度・満足度ともに高い評価を得ています。しかし、「近いうちに自分の授業で活用するか」という問いに対しては消極的な回答も見られ、教材の質の高さだけでなく、実際のカリキュラムへの組み込み方や、機材不足といった現場環境の整備が今後の課題として浮き彫りとなりました。
本報告書でわかること(調査結果のポイント)
本報告書では、マイクロソフト社等の協力により制作された高品質な教員研修コンテンツの運用と、その成果を詳しく分析しています。
- 校種別・講座別の受講者分布データ
小学校、中学校、教育委員会。どの層が最もICT教育に関心を寄せているか - 臨場感を重視した「講師陣による音声」コンテンツ
著名な講師による実際の講義をデジタル化。受講意欲を高めるためのコンテンツ制作の工夫 - 全7講座のカリキュラム詳細と授業活用案
パソコン活用基礎、ICTリーダー養成、アクセシビリティ教育。すぐに使える授業題材の紹介 - 【付録】教員のICT活用指導力チェックリスト
文部科学省の基準に準拠した、教材研究から指導・評価までを網羅した18項目の自己診断指標
※全ページの報告書では、詳細なアンケート回答データや、各講座の受講画面キャプチャを詳しくご覧いただけます。
調査・サービス概要
| 調査対象 | ICT教育推進プログラム協議会運営「ICTスキルアップオンライン」 |
|---|---|
| 調査方法 | 関係者ヒアリング、システム利用データ分析 |
| 受講対象者 | 全国の小・中・高等学校、特別支援学校の教職員 |
| 連携体制 | 監修:ICT教育推進プログラム協議会 / 後援:文部科学省 |
| 平均完遂率 | 約60%(2007年6月時点) |
