2011年6月発行
eラーニング戦略研究所は、デジタルハリウッド株式会社と共同で、iPadによる電子テキスト・映像教材を使用したクラスと従来の紙テキストクラスとの比較調査を行い、学習効果の検証を実施しました。
理解度は通常クラスの約2倍。「底上げ効果」を実証
iPad利用クラスの85%が授業内容を「理解できた」と回答。これは通常クラスの約2倍にあたる驚異的な結果となりました。理解度テストでも、iPadクラスは平均点が高いだけでなく、高得点者と低得点者の幅が通常クラスより小さく、クラス全体の理解度が平均して高い「底上げ効果」が見られました。
グラフィック基礎 理解度チェックテスト結果
予習・復習率は100%。移動時間を「教室」に変える
iPadクラスの受講生は、全員が予習・復習を実施していました。通常クラスの予習時間が週平均2時間であるのに対し、iPadクラスは4.1時間と約2倍に増加。自宅だけでなく「通勤・通学の移動中」や「職場」など、iPadならではの機動性を活かして隙間時間を学習に充てている実態が明らかとなりました。
本報告書でわかること(アンケート結果のポイント)
本報告書では、デバイスの導入が受講生の学習行動や満足度にどのような変化をもたらしたかを詳細に分析しています。
- 「予習・復習の頻度」×「iPad教材」の相関関係
なぜiPadを使うと理解度が深まるのか?行動ログから見えた学習成功のメカニズム - iPad学習の満足度85%。評価されたポイント
「持ち運びの楽さ」だけではない。検索性や動画教材の分かりやすさへの受講生評価 - 現場から挙がった「電子教材」へのシビアな要望
文字の視認性やシステムの安定性など、今後のデジタル教育普及に向けた改善の種 - 通常クラス(紙テキスト)受講生の本音
デジタル教材に対する興味・関心度と、既存の学習スタイルへの不満点
※全ページの報告書では、実際のテスト正解率のばらつき比較や、受講生による具体的な自由回答集を詳しくご覧いただけます。
アンケート・テスト調査概要
| 調査・テスト期間 | 2011年1月30日(日)~5月21日(土) |
|---|---|
| 調査方法 | Webアンケート + 授業終了後の理解度テスト |
| 調査対象 | デジタルハリウッド受講生 32名 (iPad利用クラス:13名 / 通常クラス:19名) |
| 共同研究 | 電子書籍を活用した教育スタイル創造研究会 |
