LMS(Learning Management System:学習管理システム)の導入から運用開始までには、さまざまな準備が必要です。
導入が決まったものの、社内調整や確認作業に時間がかかり、スケジュールが遅れてしまうケースも少なくありません。
このページでは、導入に必要なプロセスや、自社に適したLMS選定のポイントを紹介します。
企業や教育機関におけるLMS導入事例も多数掲載していますので、スムーズなLMS導入の参考にぜひご活用ください。
LMS(学習管理システム)は、企業や教育機関における研修・教育を管理できるツールです。
eラーニングやオンライン教育のプラットフォームとしても活用されており、学習管理の効率化や、教育・研修の質の向上が期待されています。
従来の集合研修には時間や場所の制約があり、講師の手配や会場準備など、多くの手間やコストがかかっていました。 LMSを導入すれば、オンラインでの研修が可能になり、全国どこにいる社員でも同じ内容・品質の研修が受けられるようになります。 また、法改正や社内ルールの変更があった際も、最新の教材を即時配信できるため、情報伝達のズレを防ぎ、業務の質やスピード向上にもつながります。
学習管理の効率化も大きなメリットです。LMSなら「誰がどの研修を受けたか」という進捗状況や、テスト結果まで、リアルタイムで把握できます。
これにより、受講漏れを防ぎ、習熟度に応じたフォローアップや、未受講者のみを抽出して受講を促すリマインドも自動化できます。
また、LMSに蓄積された学習データを活用することで、個々に最適化された育成計画の立案や、人材配置・キャリアパス設計にも役立ちます。
もちろん、研修にかかるコストの削減効果も見逃せません。 移動や宿泊、会場費、講師への謝礼などが不要になるため、長期的に見ると非常にコストパフォーマンスの高い投資と言えるでしょう。
LMSには、主にオンプレミス型とクラウド型の2種類があります。それぞれの特徴と選定ポイントを解説します。
オンプレミス型LMSは、
自社のサーバー環境にLMSを構築し、運用する形態です。
最大のメリットは、システムのカスタマイズや独自機能の追加が柔軟に行える点です。自社のニーズに合わせた設計が可能なため、業務に即したLMS構築が実現可能です。
また、社内ネットワーク内で運用が完結するため、セキュリティの安全性が高い点も特長です。
一方で、初期費用が高くつく傾向があり、サーバーの構築から運用・メンテナンスまでの全てを自社で担う必要があるため、ITに関する専門知識や人材の確保が求められます。導入までに時間を要するケースも多いため、短期間でLMSを導入したい場合には不向きかもしれません。
まとめると、オンプレミス型はセキュリティやカスタマイズ性を重視する企業・教育機関に適しており、導入する際は社内のIT部門と密接に連携しながら進めることが重要です。
クラウド型LMSは、
ベンダーが提供するクラウド環境上でLMSを利用する形態で、近年の主流となっています。
オンプレミス型に比べて導入費用を安く抑えられるほか、契約後すぐに利用開始できるケースも多く、スピード感が求められる導入に有利です。
システム構築や運用・メンテナンスはベンダー側が行うため、自社の負担を軽減できます。
また、クラウド型の多くは月額・年額のサブスクリプションモデルで提供されており、利用者数や教材数の増加に柔軟に対応できる点も魅力です。
一方、独自機能の追加や細かいカスタマイズに対応できないが場合があり、運用コスト(月額・年額の利用料)が継続的にかかるため、長期的な予算検討が必要です。
| ニーズ | おすすめのLMSタイプ |
|---|---|
| 短期間で導入したい/初期費用を抑えたい | クラウド型 |
| 高度なカスタマイズや社内システムとの連携が必要 | オンプレミス型 |
| 運用コスト削減やセキュリティ対策を重視したい | オンプレミス型 |
| 社内にIT人材が少ない/運用負担を軽減したい | クラウド型 |
デジタル・ナレッジのLMS『KnowledgeDeliver』は、オンプレミス/クラウド/ASPなど、さまざまな導入形態に対応しています。
多機能でありながら、細やかな設定や柔軟なカスタマイズも可能なため、多くのお客様に選ばれています。
また、オールインワンパッケージとして提供しているため、クラウド型で標準機能をご利用いただく場合は、短期間での環境構築・運用開始も可能です。
ここからは、LMS導入の具体的な流れを6つのステップで解説します。
各ステップのポイントを押さえ、スムーズなLMS導入を目指しましょう。
第1ステップは、「なぜLMSを導入するのか?」という目的を明確にすることです。目的が曖昧なまま導入を進めてしまうと、LMSの機能を十分に活用できず、期待していた効果が得られないおそれがあります。
たとえば、以下のような課題・ニーズから目的を整理していきましょう。
このような課題・ニーズをもとに、LMSに必要な機能やゴールを明確にしていきます。
あわせて、「研修コストを〇%削減する」「コンプライアンス違反件数を〇件以下にする」など、具体的なKPIを設定することで、LMS導入の効果測定もしやすくなります。
次に、自社のニーズに適したLMSを提供するベンダーを選定します。
まずはLMSの機能に着目しましょう。
LMSには、コンテンツの配信、学習進捗管理、テスト機能など、さまざまな機能があります。第1ステップで明らかにした要件をもとに見極めることが重要です。
また、導入後のトラブル対応や、サポート体制も確認しておきましょう。サポートの対応品質や、過去の導入事例なども参考になります。
もちろん、コストも重要です。初期費用、月額費用、ユーザー数、機能内容などを踏まえ、複数のベンダーから見積もりを取り、比較しながら選定します。
選定したベンダーと契約を締結します。契約書はベンダーが提供する雛形をもとに、自社の法務部門や情報システム部門とも連携して契約内容を確認しましょう。
とくにクラウド型LMSの場合、セキュリティやデータ保護に関する契約内容が重要なため、しっかりと精査することが大切です。
契約締結後、ベンダーと連携してLMS導入のための環境構築を行います。
クラウド型であれば、ベンダー側が環境構築を代行してくれる場合が多いです。一方、オンプレミス型は、自社でサーバー準備やネットワーク構築が必要です。
シングルサインオン(SSO)や人事システムとの連携などが必要な場合は、事前に設定方法などの要件を確認しておきましょう。
個人情報や機密情報など、重要な情報を取り扱うLMSは、不正アクセスや情報漏洩のリスクから守る必要があります。ファイアウォールや、アクセス制限などのセキュリティ対策もしっかりと行いましょう。
LMSの利用環境を構築できたら、運用ルールとガイドラインを策定します。運用開始前にルールや手順を明確にし、周知することでスムーズな運用が可能になります。
具体的には、権利者・受講者の権限設定、ログイン方法、トラブル発生時の対応など、具体的な運用フローをマニュアル化し、全社に展開します。実際にシステムを利用する現場の意見を取り入れることで、より実践的なルールを整備できます。
その後、説明会や研修を通じて、運用ルールの周知徹底を図りましょう。質疑応答の時間を設けることで、社員の疑問や不安を解消し、理解を深めることができます。
LMSは一度導入すれば終わりではなく、運用開始後も継続的な見直しと改善が必要です。LMSの利用状況を分析し、使い勝手の向上や、各機能のブラッシュアップを図ります。
分析には、受講者のログイン状況、学習進捗、テスト結果、アンケート結果などを参考にします。これらのデータを活用することで、学習コンテンツの改善点や運用ルールの見直し点を発見することができます。
また、利用者からのフィードバックも重要です。受講者の意見を積極的に取り入れ、機能追加や運用方法の改善を検討することで、常に最適のLMS環境を維持できます。
ここでは、実際に『KnowledgeDeliver』を導入された企業・団体の事例をご紹介します。
業種や規模、目的の異なるさまざまなお客様が、どのようにLMSを活用しているのかをご覧いただくことで、導入後のイメージや活用ヒントが見つかるかもしれません。
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デジタル・ナレッジの『KnowledgeDeliver』は企業内研修、学校、教育ビジネスなど、あらゆるニーズに柔軟に対応可能な、LMSの決定版です。
LMSは今や人材育成や教育に欠かせないツールとして、多くの企業や学校で導入されています。
今後は、AIなどの技術進化に伴い、LMSはさらにパーソナライズされた学習体験を実現するツールとして活用が広がることが予想されます。
LMSの選び方や導入方法について、ご不明な点があればお気軽にお問い合わせください。
| 導入ご相談窓口 | 050-3628-9240 |
| その他のお問い合わせ | 03-5846-2131(代表) |