株式会社リンクアカデミー【インタビュー】
教育サービス事業での大規模導入事例!「学習プラットフォーム一元化」の先に見据えるこれからの教育事業とは


ソコンスクール『アビバ』、資格スクール『大栄』などを展開する株式会社リンクアカデミーでは、多様化する個人のキャリアニーズに応える場をワンストップで提供されています。昨今、長年の課題だったLMSのリプレイスを実行しオンライン事業を拡大するなど、コロナ禍における顧客ニーズにもすばやく対応されてきました。そして今、グループ会社も含めた複数のサービスブランドの学習プラットフォーム一元化を急ピッチで進められています。その先に見えてくる教育事業の次なる展望とは? 早速お話を伺いました。

株式会社リンクアカデミー様

株式会社リンクアカデミー
エリアマネージャー
田中 強様

※一時的にマスクを外して撮影しております。

お客様のニーズ

  • オンライン学習サービスのシステムが老朽化のため度々システムダウンしてしまう。システムリプレイスにより安定的運用を実現したい。
  • 今後の教育事業の発展、EdTech推進を見据えてプラットフォームそのものを進化させたい。

導入後の成果

  • システムリプレイスによりオンライン学習サービス『Link Academy Online』の安定的運用を実現。
  • 完全オンラインスクールを立ち上げるなど、事業展開に合わせた早期のシステム拡張を実現。
  • コロナ禍における顧客ニーズの変化にもすばやく対応し、約10万人近い大規模利用を支えている。
  • 顧客管理システムとの連携により、シームレスで効率的なユーザ管理を実現。
  • 複数のグループ会社・サービスブランドにおける学習プラットフォームの一元化を進行中。

システムの安定性・将来性に課題があった

アビバや大栄のサイトには「通学とオンラインが選べる」とありますが、このオンラインの部分が今回ご紹介する『Link Academy Online』でしょうか。

田中様:その通りです。Link Academy Online自体は2010年頃に立ち上げ、主に顧客サポートやオンデマンドでの受講環境を提供してまいりました。しかしながら近年、受講者数の増加や学習のオンライン化に従い、以前使っていたシステムがパンクしはじめていたんです。

具体的にどんなトラブルがありましたか。

田中様:システムダウンでサービスがストップしてしまう事態が度々発生するようになりました。オンライン受講が増えるとサービス提供ができなくなるということでは、お客様からの信頼を失ってしまいます。システム自体を早く変えなければという危機感がありました。

ほかにはどんな課題がありましたか。

田中様:EdTechや教育のテクノロジー化ということがさかんに言われるようになりましたが、以前のシステムではそれが難しく、将来的な拡張性に対応し得る開発のリソースがありませんでした。これからの教育事業の成長を見据え、プラットフォーム自体を大きく進化させていかなければならない――これがLMSのリプレイスに踏み切った背景でした。

コロナ禍における顧客ニーズの変化にもすばやく対応

システムを一新された今、受講生の皆さんはオンラインサービスをどのように利用されていますか。

田中様:校舎がある地域では、通学する日とオンラインで学べる日を自由に選べるハイブリット環境をご提供しています。オンラインレッスンでもWeb会議システムでお客様と教室をつなぎ、通学と同等の指導を実現しました。一方、こういった状況ですので、オンラインレッスンのみを希望される方も多くいらっしゃいます。そこで昨年はじめての緊急事態宣言が発令された際に、完全オンラインのスクールを急遽立ち上げました。校舎自体がなく、すべてをオンラインで学べます。

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アビバ公式サイトより


コロナの影響でキャリアスクールを取り巻く環境にはどのような変化がありましたか。

田中様:一番大きいのはやはりお客様のニーズの変化でしょうか。オンラインで授業を受けるだけでなく、入学を考える段階で「校舎に行きたくないので自宅で説明を受けたい」「オンラインで面談やスキルチェックをしてほしい」といった方が増えています。そうしたニーズに対し、弊社ではすでに進めていたLMSのリプレイスによって、オンラインスクール事業を拡充させることができました。

受講生のどのくらいの割合の方がLink Academy Onlineを利用されていますか。

田中様:Link Academy Onlineはご自宅での復習にも使えますので、通学がメインの方にもご利用いただいています。また、Link Academy Onlineは学習以外のさまざまな役割を担っていて、たとえば学習に必要なデータの保管サービスへの接続や、キャリア充実診断『Bridge-C』への接続もこのLink Academy Onlineのプラットフォームを窓口としています。
そのため、受講者の利用率は100%、登録人数でいうと約10万人近い方々にLink Academy Onlineをご利用いただいています。

複数のサービスブランドにおける統合的なプラットフォーム運用へ

システムリプレイスにあたって、社内のシステムとも連携をされたということですが?

株式会社リンクアカデミー様田中様:弊社では基幹システムとしてSalesforceを使っていますが、KnowledgeDeliverと連動させることでユーザ登録の自動化等が可能になりました。これは意外と大きな意味があって、結局システムが分かれているとどこかでアナログ作業が発生してしまいます。従来はSalesforceから一旦データを落として、もとのシステムにインポートしてユーザや講座を登録するといった手作業に非常に手間がかかっていました。今回、LMSと連動させることでさまざまな情報の更新性、さらには拡張性といった部分が担保できました。

グループ会社でもKnowledgeDeliverを採用が進んでいると聞いています。

田中様:中学生・高校生向けの進学塾『モチベーションアカデミア』でもすでに利用を開始しています。以前から動画配信サービスの導入を検討しており、弊社内でKnowledgeDeliverの評判がよかったため、今後の連携も考えてご紹介しました。標準で大体の機能がそろっていますから、短期間で開発・搭載できました。じつは昨年の2月にサービスを開始したのですが、そのすぐあとにコロナが来たので、先手を打てたといいますか、非常にいいタイミングだったと思います。それ以外のグループ会社でも現在KnowledgeDeliverを導入中で、複数のサービスブランドにおけるプラットフォームの一元化を順調に進めております。

御社の事業戦略上、このオンラインサービスはどのように位置付けられていますか。

田中様:弊社の事業の中で教育サービスが一丁目一番地となりますが、その統合プラットフォームとしての役割を期待されていると思います。資格や英会話などさまざまな事業展開をしていく中で、数多くのシステムと連携・接続しながらサービス自体も拡張していきますが、その過程でどんどん新しいプラットフォームができてしまうとお客様にとっての利便性を損ねてしまいます。すべての窓口をこのLink Academy Onlineに束ね、Link Academy Online自体がサービスの基幹システムになっていく。そうした重要な位置付けだと認識しています。

導入の決め手となった3つの要件+α

弊社のシステムをお知りになったきっかけは何でしたか。

田中様:数年前にEDIX(教育ITソリューションEXPO)で拝見したのが最初だったと思います。当時からプラットフォームの切り替えを念頭に、さまざまな展示会等に足を運びLMSを比較検討していました。その中でデジタル・ナレッジさんのKnowledgeDeliverに決めたのは、次の3つの要件を高いレベルでクリアしていたからです。

1.安定性:システムが24時間365日安定的に動き続けられるか。
2.将来性:どのくらい開発力を持っているか。
3.教育事業のための機能が充実しているかどうか。

3つの要件に対し、決め手になったポイントをお聞かせください。

田中様:1つめの安定性についてはすでに十分すぎるほどの稼働実績をお持ちですし、24時間365日におけるサポート体制も万全。さらに、KnowledgeDeliverには動画サービスが搭載できるということも大きなポイントでした。

LMSによっては、動画は別のサーバを使って接続しないといけないものもあります。

田中様:実は以前使っていたシステムがそうした運用でしたが、その場合、トラブルがあったときに解決に時間がかかってしまうんです。その点、デジタル・ナレッジさんが動画サービスを統合的にお持ちであることは安定性を考えるうえで評価すべきポイントでした。
2つめは自社開発力をお持ちであったこと、そして3つめは教育に対しての知見の高さです。たとえば、弊社でも実現を目指している「挫折をさせない教育」に関するシステム実装がすでに標準でなされているなど、デジタル・ナレッジさんの教育における専門性はずば抜けていました。今後、教育事業でサービス展開をしていくうえで、この専門性は非常に頼りになると感じました。……と、いろいろと話してきましたが、最終的に決め手となったのはコンサルティング能力だったかもしれません。

コンサルティング能力、ですか?

田中様:コーディネータさんとの面談の際、普通はシステムの説明からはじまりますが、デジタル・ナレッジさんの場合は弊社の事業を細部まで理解していただいて、どのようにLMSを活用していけば事業拡大につながるか、顧客(受講者)に最大の価値をご提供できるか、そういった観点からパートナーシップを発揮していただいたんです。今では弊社の取締役を含め絶大な信頼をおいています。
また、現在ご担当いただいているディレクタさんは、弊社の無理難題に対し本当にスピーディに対応してくださっています。当方はシステム経験者ではない分、どういうものを作りたいか具体的なイメージをお伝えできなかったりします。それをちゃんと絵にして落としてくれたり、我々も気づかなかったようなリスクや運用上の問題をアドバイスいただけたりと、大変ありがたい存在です。

企業理念『i-Company=自分株式会社』の実現、新しい時代の教育事業を目指して

今後はどのような取り組みを予定されていますか。

田中様:短期的な展望としては、あらゆる学習プラットフォームをLink Academy Onlineに一元化することによって学習データを一元化し、データマイニングをしっかりかけて最適な学習ナビゲーションをご提供し、お客様に還元していきたいと考えています。

長期的な展望としてはいかがでしょうか。

田中様:学習のオンライン化が進むことで、場所、時間、デバイスなど学習の仕方もだいぶ変わってきているように思います。それに伴い、コンテンツの在り方自体も変化が求められています。たとえば、腰をじっくり据えて学習するための長時間のコンテンツも従来通り必要でしょうし、通学・通勤途中でも学べるような短いコンテンツも求められていくでしょう。より時間や場所を選ばずに可能な最適な学習の仕方を、このシステムで実現していきたいと考えています。
最終的には、弊社の取締役も話していましたが、ネットフリックスのようにフリーで動画を見て気に入ったらその場で決済して動画を購入していただくとか、そういったサービスも必要になっていくのではないかと思います。KnowledgeDeliverは課金や動画のダウンロードなども可能なシステムだと伺っていますので、そこまで実現ができると良いですね。

最後に、教育に関するテーマの中で気になるものがあればぜひお聞かせください。

田中様:ずっと実現したいと思っているのは「アダプティブラーニング」です。これからは一律の教育サービスではなく、いかにお客様個人個人の学習課題によりそってサービスを提供できるか、より効率的・効果的に学習コンテンツを提供できるかがポイントになってくるかと思います。
たとえば、過去問をAIで分析して予想問題を出すことで資格試験の合格率を高めるといった取り組みもどんどん進めて、お客様のキャリア形成の一助になっていければ。弊社がもっとも大事にしているi-Company(=自分株式会社)という理念を実現していくためにも、このKnowledgeDeliverを基盤にお客様の可能性を広げる活動、新しい時代の教育事業を展開してまいります。



ご利用いただいた製品・サービス

お客様のサイト

https://link-academy.co.jp/

お客様情報

名称 株式会社リンクアカデミー(Link Academy Inc.)
設立 1995年12月15日
本社所在地 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 12F

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