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『塾と教育』2018年4月号にインタビュー記事が掲載されました!

4月になり、本日、デジタル・ナレッジは入社式です。

私の新入社員時代って…と思いだして、あまりの恥ずかしさに桜色に染まりそうなトレパ「室長」・岡田です。

 

今日ご紹介するのは、『塾と教育』という専門フリーマガジンです。

こちらの4月号の特集が「EdTech最前線」です。

 

学研エデュケーショナルさんやFLENSさんの記事も掲載されておりますが、トップにデジタル・ナレッジが掲載されております。(ホンマ、すんません。)

 

EdTechというよりも…私は教育ICT活用やeラーニングという視点で話しておりますが、今後どのような学びの流れになっていくか、ということも語っています。

 

さて、是非、『塾と教育』誌上で記事は読んでいただきたいのですが、今日は追記といいますか、加えていくつかのことを考えたいと思います。

①体験を学びに

②体験を深化させる目的を忘れない

ということです。

 

インタビュー記事の後半に、「eXラーニング」も紹介しました。

experience(体験)をeラーニング化するというコンセプトです。ただ、このeXの部分はいろいろな意味が込められていると思います。extend、expandという意味では、従来のeラーニングを「拡張する」ものという意味に。

いずれにせよ、体験・外化を基軸にした学びをICT環境で支える・実現するという流れは確実に到来するでしょうね。

 

ただ、注意しなければならないのは、単に体験をさせるだけではなく、それを「深く」する設計が必要だと思います。

これは、教育一般に言えることですが、「体験」の後にどのような「リフレクション」を行うかが重要だと思います。また、体験自体もやはり「深い」「浅い」というのはあると思います。そこが学習カリキュラムを設計する教員の腕の見せ所なのでしょう。

最近、英語の先生方と会う機会があるのですが、英語4技能をバランスよく採用する必要があるから、スピーキングを指導しなければ…という意識もあるようです。しかし、「たどたどしくてもいい」「発音がうまくならなくても、伝える意志があればいい」という指導については、先生たちの中にも賛否両論があるようです。外国でオレンジジュースを買うというタスクのためのスピーキング能力なのか、ビジネスや政治での駆け引きのためのスピーキング能力なのかで、育成の仕方は全く別物だと思うのです。

私は教師ではないので、教育内容については深入りしませんが、教育ICTの導入によって、先生方が指導を「しやすくなった」と言ってもらえるのと同じ程度に、「学びが深くなった」と言っていただけるようにしたいと思っています。

 

新しい教育環境や技術が整ってきた今、さまざまな体験を支えることができるようになってきました。

特に「塾」は、ある意味「とんがった」教育理念・内容を実践できる場でもあります。「こんなことできないか?」というご相談をお待ちしています。

 

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