Monthly Archives: 6月 2011

デジハリさんでiPad利用の教育効果を検証

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

今年は現時点で沖縄や九州南部が梅雨明け、まだ梅雨明けしていない東京でも連日の30度越えを記録しています。

 

「梅雨明け前でこれだもの、梅雨が明けたらいったいどうなるんだろう?」

という不安を抱えながら、例年より高いエアコン設定でオフィスもさほど涼しくはありません。
でもこれも節電のため、協力させていただきます。

 

さて、デジタルハリウッドさんからプレスリリースが発行されましたというご案内です。

デジタルハリウッドさんと出版社の株式会社ボーンデジタルさん、株式会社ワークスコーポレーションさん、そして弊社の4社にて、iPadなどのメディア端末と電子書籍を教育現場で活用することを目的とした『電子書籍を活用した教育スタイル創造研究会』を昨年5月に発足し活動を行っております。

その活動の一環として今年1月末より、iPadを活用した「Webデザイナー専攻」を開講して3ヶ月が経ち、教育効果の検証を行いました。

この検証の成果をリリースとして発表させていただいた次第です。

 

リリース本文とリリースを元に記事がいくつか掲載されておりますので、併せてご確認ください。

プレスリリース本文:
http://www.dhw.co.jp/grand/pressroom/release/2011/110629/

 

記事(RBBTodayさん):
http://www.rbbtoday.com/article/2011/06/29/78445.html

 

詳細はリリースに譲りますが、この実証実験はiPadを活用したクラス1つと、通常の授業を行うクラス2つで同じ授業を行い、そのアンケートやテストの結果を比較したというものです。

結果をかいつまんで整理すると、

iPad利用クラスでは受講者全員が予習・復習を実施しており、予習時間は通常クラスと比較し2倍以上の時間をかけていました。

さらに理解度についてのアンケートでは、iPad利用クラスの85%が「理解できた」と回答。通常クラスの46%を大きく上回ったほか、「理解できなかった」と回答した生徒は皆無となり、映像教材を繰り返し視聴できることが奏功していることが伺えます。

またテストの結果を比較してみると、iPadクラスの平均点は他よりも高く、また高得点者と低得点者の差が他よりも小さい、底上げ効果が見られました。

 

これらのことから、一応の成果があったのではと思います。

 

尚、この研究会の成果は、eラーニング研究所のレポートとしてまとめ近日公開予定です。

さらに、来週7月7日(木)~9日(土)に東京ビッグサイトで開催の【教育ITソリューションEXPO】にてデジハリの栗谷先生がご講演されます。

【タブレットPC(iPad)とデジタル教科書を適用した、学校の運営実践事例】
2011年7月7日(木) 13:20~14:20
デジタルハリウッド(株) デジタルハリウッド大学 講師 栗谷 幸助 氏

詳細はこちらをごらんください。

 

なお、期間中は弊社ブースにてデモの実機や説明資料等を展示しておりますので、どういうものか知りたい、見てみたい、話を聞いてみたいという方は、是非ご来場ください。
デジハリさんの講演の後には栗谷先生も会場にいらっしゃいますので、実際のところどうなの?と直接ご質問されてみてはいかがでしょう。

【教育ITソリューションEXPO】の詳細につきましてはこちらをご覧ください。

 

この教育ITソリューションEXPOは従来のeラーニングワールドを吸収した展示会です。
日本最大規模のeラーニング関連の展示会です。

ご興味ある方は是非、ご来場ください。

ちなみに、8日(金) 14:30より、ヒゲこと吉田の講演も予定されております。

 

デジタル・ナレッジがリードする「eラーニング」と「教育IT」の進化
2011年7月8日(金) 14:30~15:30
(株)デジタル・ナレッジ 吉田

 

こちらもよろしければご参加ください。

 

では会場でお会いできるのを楽しみにしております。

スマートフォン/タブレット対応

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

東京は梅雨の真っ只中、雨こそ降ってませんがじめじめしてます。
沖縄では通常より2週間ほど早い梅雨明け、観測史上最速とのことです。
私は小学生、中学生時代を沖縄で過ごしたので梅雨の感覚が内地の人とはすこしずれてます。
梅雨は6月下旬まで、それを過ぎたら夏、という感じがします。
東京は7月に入っても梅雨なのはどうも違和感があります。
にしても、今年の沖縄の梅雨明けは早すぎますね。
さて、つい先日のAppleのWWDC2011の発表、既にご存知の方も多いと思いますが、いろいろと発表されましたね。
iCloud + Lion + iOS 5ですか。いずれも正常進化でしょうが、こうして見てみると「また新しい進化が訪れるんだなぁ」と感じます。
中でもiOS 5の進化は興味があります。追い上げをかけてきたAndroidとの競争力強化のために、Androidで持っていたいいところも取り込み、さらに強化するところは強化して、という感じでしょうか。
(PC Free/通知センターあたりに、Androidのいいとこどりを感じます)
iOSにせよAndroidにせよ、今まで裏街道を走ったいたデバイスやOSたちが、パソコンを押し分けてメインストリームにやってきているんだなぁという感覚があります。
これからパソコンなしでこういうタブレットやスマートフォンだけで済ませるという考え方も広まっていくのでしょうね。
もちろん、学びにとっても同じことが言えます。
これまでパソコンだけで学習していたところから、補助ツールとして携帯電話(ガラケー)を使い出し、やがてスマートフォンやタブレット端末にシフトしていくのでは、と考えてます。
実際にiPadで学習してみると「ああ、これだよこれ!」という分かりやすさと使いやすさがあります。
デジタル・ナレッジのパッケージKnowledgeDeliver / KnowlegeClassroomは先月のリリースでAndroid環境からもPC版と同様のものが正常に閲覧できる、という状態まできましたが、
次のステップとして、KnowledgeDeliverがAndroidやiOS上でインターフェースもそれに合せて機能する、というものを作りこんでいます。
近々お披露目できるかなと思っております。
少なくとも7月7日~9日、東京ビッグサイトで開催される教育ITソリューションEXPOでは発表させていただきます。
乞うご期待。
あ、教育ITソリューションEXPOといえば、出展者セミナーで私が登壇します。
7月8日 14:30~15:30
デジタル・ナレッジがリードする「eラーニング」と「教育IT」の進化
こちらも宜しければご参加ください。