教育ビッグデータ統合プラットフォーム”KnowledgeRecorder”リリース

By | 2016年1月26日

全国的に冷え込みが厳しく、ここ東京も週末は雪こそ降らなかったものの先週月曜の雪がまだ残るほど冷え込みが厳しく、皇居のお堀にも氷が張っていたほどでした。暖冬だと舐めてかかってましたが、ガツンと冬の寒さが訪れました。

私が育った沖縄でも「みぞれ」が降ったと大騒ぎでしたし、実家のある福岡も大雪で交通が完全にマヒ、水道管が凍るほどの寒さだそうです。とはいえこの寒さももう直ぐ終わりで今度は暖かくなるそうなので、体調がおかしくなりそうですね。(実際、このお正月から私の体調は絶不調ですが・・・)

さて、1月21日に開催しました「新春特別イベント『教育ビッグデータが導く新時代』」、おかげさまで多くの方にご来場いただき大盛況でした。

早稲田大学の松居辰則先生に基調講演をいただき、弊社はがと私吉田が登壇し、「教育ビッグデータの挑戦」と銘打って我々の取り組みや今後の計画について話をしました。最後は松居先生、はが、吉田とでパネルディスカッションを行ったのですが、ここで飛び入り参加ゲスト、Leaning Analyticsといえばこのお方という上智大学の田村恭久先生にもご登壇いただき、教育ビッグデータやLearning Analyticsの現状や今後の展望について語り合いました。

当日の資料やオンデマンドの映像などは希望者に配布しておりますので、ご希望の方はこちらまでお問い合わせください。

 

さて、当日、教育ビッグデータ系の新製品を発表いたしました。

教育ビッグデータ統合プラットフォーム”KnowledgeRecorder“という製品です。

教育ビッグデータ統合プラットフォーム(LRS) KnowledgeRecorder

 

教育ビッグデータを扱うときに、そのデータをどのように収集し、どこに蓄積するかというのがまず問題になります。このKnowledgeRecorderは、学習履歴の収集と蓄積を行うパッケージです。

 

KnowledgeRecorder 機能イメージ

 

収集に関しては昨今は標準規格のxAPI(Tin Can API)やIMS Caliperを利用する流れになっていますが、KnowledgeRecorderでもこれら標準規格xAPI/IMS Caliperを利用し、様々なLMSやアプリケーションから学習履歴を蓄積します。対象となるLMSやアプリケーションは弊社の製品でなくてもよく、xAPIやIMS Caliperといった標準規格に準拠したものであれば収集することができます。尚、IMS Caliperは現在対応作業中で、近日リリース予定です。

 

これら収集した学習履歴はLRS(Learning Record Store) に蓄積されます。蓄積された学習履歴は、KnowledgeRecorder単体でも利用でき、KPI(指標)管理による学習履歴の集計や、学習終了を証明する証明書(Badge)を発行することもできます。

バッジ一覧画面

バッジ一覧画面

さらに、KnowledgeRecorderで蓄積された学習履歴はLearning Analytics総合サービス”Analytics+“にて分析(View)したり自動処理(Robot)することができます。

Analytics+概要

Analytics+概要

 

このような一連の流れを行う中核のLRSを担うのがKnowledgeRecorderです。教育ビッグデータを活用されたい方は、LRSの保存先として是非KnowledgeRecorderをご検討ください。

 

なお、KnowledgeRecorderは専用クラウドもしくはお客様のオンプレミスで提供いたします。別途ASP版Manandaも用意しておりますので、ご都合に合わせてお使い分けください。

 

KnowledgeRecorderの詳細につきましては“KnowledgeRecorder”紹介サイトをご覧ください。なお、デモも承っておりますので、ご興味ある方はお問い合わせください。

 

■関連情報