最新テクノロジの「ハイプ・サイクル」がガートナー社より発表されました!

By | 2018年8月23日

残暑厳しい折ですが、デジタル・ナレッジではセミナーが目白押し!明日も御茶ノ水ソラシティでのセミナーがあり、EdTechの最新技術の話を聴けることに個人的にもワクワクしている「研究員」岡田です。

◆イベント案内◆

【8月24日】特別イベント『テクノロジで広がる学びの今と未来』

https://www.digital-knowledge.co.jp/archives/16562/

 

さて、テクノロジは日々進化していますが、技術の開発が常に即座に市場に浸透するとは限りません。

浸透した後から振り返ると、「え?そんなことってあったっけ?」と思うものですが、新しい技術やサービスが市場に登場した時には、様々な反応が生じます。過大な期待もあれば、無関心などもあります。

今は、人工知能関連技術がさまざまなところで話題になっています。一方、2年ほど前はビッグデータが騒がれておりました。今では、少し鎮静化しているように見えます。このように、新しい技術は話題に上がる時にある特徴的なサイクルを描きます。それが「ハイプ・サイクル」です。

ハイプサイクル

 

黎明期→「過度な期待」のピーク期→幻滅期→啓蒙活動期→生産性の安定期

 

というサイクルになります。

今回、ガートナー社が発表したプレスリリースは以下のものです。

https://www.gartner.co.jp/press/pdf/pr20180822-01.pdf

 

ARがやっと幻滅期を乗り越えてくるのでしょうか。

 

さて、人工知能関連技術を見てみましょう。

「会話型AIプラットフォーム」「AI PaaS」が黎明期となっていますね。

問題は、やはりというか、何というか…「ディープ・ラーニング」が「過度な期待」のピークとなっています

これから幻滅期に入っていくのでしょう。

 

ただ、技術は進んでいきながらも、期待や幻滅という表現をされるのは、評価者側の市場の受け止め方なのだと思います。まあ、言い方は悪いですが、勝手に期待して、勝手に幻滅している、ということでしょう。

問題なのは、企業としては、どの時点で投資をするか。

 

このハイプ・サイクルについては、私自身の思うところもあるので、それはまた稿を改めて。