英語4技能教育とAI活用に関する調査報告書がリリースされました♪

By | 2018年1月23日

こんにちは。2度目の登場の岡田です。

前回から、少し立場が変わりまして…「教育ICTサービス事業部」なるものがデジタル・ナレッジの中にできました!

そして、その事業部の中に、「トレパサービス推進室」ができ、私が「室長」となりました!

(本当に、それでいいのか…がんばります!)

 

弊社のAI英語トレーニングツールの『トレパ』は、「面白いよね!」「こんなサービスがあったらいいよね!」という、社内ベンチャーのノリで進めていたのですが、ちゃんと部署になるということで、関係者みんなで部署名を議論しました。こういう部署名を決める時って、結構面白いですよね。各自の「想い」とかいっぱい出るんです。でも、結局、「わかりやすい名前がいいよね」と着地する。どれだけウルトラD難度でも、最後はブレない着地。体操も会議も似たようなものかもしれませんw

 

さて、本日はその『トレパ』を作ろうとした動機となった、教育現場での「英語4技能」について、です。先週末、この英語4技能教育について発表されたeラーニング戦略研究所による調査報告書について触れてみたいと思います。

『英語4技能教育とAI活用に関する調査報告書』

https://www.digital-knowledge.co.jp/archives/14975/

 

調査対象は英語に関わる教育現場の教師・講師の方々。

やはり注目したいのは、このくだりでしょうか。

 

英語4技能すべてに対応した授業を実施している学校は45%で過半数に満たないことが明らかとなりました。学校別にみると、中学校では英語4技能すべてへの取り組みが進んでいる一方、公立高校教員、受験対策塾・予備校講師の3分の1が「実施予定はない(4技能すべてには未対応)」「わからない」と答えるなど、高校や進学塾での4技能対策は意外にも進んでいない印象です。(※報告書より)

 

昨今、「英語4技能」や「5領域」ということが教育界で声高に叫ばれているのですが、やはり、なかなか動いていない、というのが事情ですね。

 

そして、4技能でも、教師の皆さんが「力を入れて指導したい」と思っている領域についても、学校の種別などで大きく異なるという結果が出ています。

詳細は調査報告書をご覧いただくとして、やはり「入試」という制度が実際の指導に深く影響していることが垣間見れるということです。実際に得点がしやすいところを重点的に指導するという傾向があるのかもしれません。

このような調査結果は、眺めているだけではなく、なるべく多くの人たちに読んでいただき、解釈していただき、何より「動いて」いただき、社会をちょっとだけ変えていただけるきっかけになってもらいたいと思っています。

この調査を受け、トレパサービス推進室としては、「先生に使い勝手の良いもの」「時間を掛けなくても準備できるもの」というサービスを更に深く考えていきたいと思います。

『トレパ』のコンセプトは、「英語アウトプット型トレーニングの機会”創出”」です。今まで、気軽にアウトプット型トレーニングを実施できていないなあ、と思われている教師・講師の方がおられましたら、まずフリーの期間限定トライアルにご参加してください!

 

■関連情報

①トレパ公式サイト(トライアルも申込ができます。) https://torepa.jp/

②【2月21日】AIによる英語トレーニング教材制作ワークショップ~英語指導につかえるコンテンツを考え、つくる!~
③AINOWへの岡田の寄稿文 http://ainow.ai/2017/12/15/129360/