クラスの学び(Classroom Learning Environment)

By | 2009年9月17日

皆さん、こんにちは。

シルバーウィーク(もしくはプラチナウィーク)直前、通常でも5連休、長い人だと9連休、中には11連休という人も知人にはいますが、皆様はいかがでしょうか?

私はカレンダー通りの予定ですが、行楽の予定は全くたっておりません。
高速道路に乗ってどこかに行こうにも高速代はともかくすごい渋滞に巻き込まれそうだし、ホテルなどは高いだろうし、結局は「まあ都心で・・・」ということになりそうです。

高速といえば政権交代で無料化の話もありますし、今までと高速道路の位置づけが替わってくるかもしれませんね。

私は首都高に乗って渋滞にはまると、自虐的に「首都拘束」という文字を思い浮かべます。
大学時代に友人に言われて以来、ずっとそのイメージが離れません(苦笑)

 

さてさて、以前からお話をしてます「KnowledgeClassroom」ですが、開発が佳境に差し迫ってます。

8月でベース部分やコミュニケーション部分はほぼ完成しましたが、9月は特に「クラスでの学び」にこだわった機能を追加してます。

 

皆さんどなたもご経験のある「クラスでの学び」・・・ ちょっとクラスの風景思い出してください。
初恋のあの人と目が合ったときに、もう・・・・ などというのは後回しにして、学びの部分をお願いします 笑

クラスで、どういうことが行われていたか・・・
単に知識が先生から学生に届けられるだけでなかったはずです。

先生は学生の顔色を見ながら話し方を変えたり、
居眠りしている人にチョークを飛ばしたり、
時には学習内容とは関係のない話をしたり(これが結構楽しかった
抜き打ちテストをやって、周りから「えーーーー」とブーイングされたり
学生同士で紙に書いたメモを渡しっこしたり(たいした内容じゃないのに楽しいのですよねぇ
宿題を出されて、友達と教えっこしながら解いたり
試験前に友達と問題の出し合いっこをしたり
みんなの前で発表するときに、どきどき緊張したり
成績がよくないと説教を食らったり

などなど、甘酸っぱい思いと共に(笑)、そういう学習体験をしてきたなぁと思い起こされるのではないでしょうか?

この要素、一見すると知識習得にはノイズのように見えるかもしれません。
しかし、長年学校教育が成立しつづけているのにはそれなりの理由があるように思えるのです。

一方、この要素、今までのeラーニングにはあまり取り入れられていませんでした。
古典的なeラーニングは効率化を求めたもので、分かりやすいコンテンツ教材と学習進捗を管理し、場合によってはメンタリングを行う、という程度のものだったように思います。今ほとんどのLMSはその範囲内にあります。

うちのお客さんの中には、この殻を破って、あたかも「クラスでわいわい学んでいる環境」を作り出してきたところもいくつかあります。そしてその学生さんの進捗や満足度を見ると、古典的なLMSと比べるととても効果が高いのです。

eラーニングでもリアルの世界で行われているような、クラスで皆で学ぶという感覚は大事なんだ

そう思い至るようになりました。

これがクラスの学び”CLE”(Classroom Learning Environment)について考えるようになったきっかけです。

そうして生まれたのがKnowledgeClassroomです。

クラスの中で学生が集って、先生を中心としたコミュニティを形成し、そこでは先生やチュータから学生へ指導があったり、同じ目標を持った仲間たちで学びあったりするわけです。

 

これ、かなりいいのです。
これまで何社かのお客さんにデモをごらんいただきましたが、「なるほど」と膝を打っていただけるようです。込み入ったややこしいシステムではないのですが、その考え方に共感を持っていただけるようなのです。

実際のリリースは10月以降になる予定です。

完成の暁には、弊社のサイトからもご案内させていただきますが、
ご興味のある方は是非弊社営業までお問合せください。

実は内々にはデモサイトが出来上がっているので、お見せすることは可能です。

 

また、9月30日には、クラスの学びについてのセミナーも開催予定です。
このセミナーではもちろんこのKnowledgeClassroomのデモも行われます。

eラーニングでクラスの学びってどんな感じなんだろう? とご興味のある方は是非、ご参加ください。あの甘酸っぱい思い・・・はともかく(笑)、「クラスの学び」について考える機会になればと思ってます。