Author Archives: 吉田 自由児

About 吉田 自由児

ヒゲこと、株式会社デジタル・ナレッジ 代表取締役COOの吉田がお届けします。 弊社関連の情報だけでなく、eラーニング周辺の話題についても触れます。

クラスルーム・エデュケーション、はじめの一歩

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

お盆も開け、暦の上では秋なのですが、この連日連夜のうだるような暑さときたら、もう!!! 人の体温をも上回る暑さにほとほと参ってます。

ちなみに、ヒゲは沖縄育ちですので、暑さにはそれなりに慣れているはずなのですが、東京の暑さは別格に思います。二週間ほど前に沖縄から来た友人が「東京でーじ あつい」(東京すごく暑い)と言ってました。沖縄のほうが涼しいくらいです。いや、ほんとに。

お盆休み、帰省されたり旅行に行かれましたか? 私は今年はずっと東京におりました。近所を散歩したり、葛西水族館に行ったり、東京湾大華火祭に行ったり、終戦記念日には靖国神社に行ったりしました。帰省こそしなかったものの、夏を満喫しておりました。

 

さて、今日は「クラスルーム・エデュケーション」の話。

うちの社内でお客さんにクラスルーム・エデュケーションを導入するときのシーンについて話していたのですが、全体の世界観やメリットはご理解いただいているものの、どのように進めていけばいいのか・・・ というのがあるようです。

そこで考えたのが下記ステップ。一気に導入するのではなく徐々にじわーっと浸透させるというプランで導入をすすめてみようという考えです。”Baby Steps”という感じでしょうか。

ちょっとラフですが、紹介します。

 

【第1段階】まずは従来どおりの指導を導入

QA ・・・ 教員やチューターが受講者からの質問を受けて迅速にAを返す体制を作って運用する。

AMS ・・・ 条件によって自動的にメールを飛ばす”AMS”を使って、受講開始時、学習終了時や未受講の際のメールを出すようにする。先生から直接指導が来てる感じを演出。

インフォメーション ・・・ 最新情報や季節柄の話題を出しておく。

つぶやき ・・・ 教員やチューターが自らの言葉で最新情報などを発言。「誰か」が教えているのではなく顔のある人が教えてくれている安心感や親近感を演出。


このあたりで、まずは基本的なeラーニングとしての運用はひととおり回るのかなと思います。
まずは、孤独な学習でなく、他者が介入したり指導してくれる感じが演出できればと。
ここからがクラスルーム・エデュケーションに入ります。

【第2段階】受講者参加型のクラスルームエデュケーションの入り口

レポート ・・・ 教員が課題を与え、それに答えてもらう。受身ではなく能動的に学習に取り組んだり、教員の指導により活動を行うためのとっかかりや意識を作る。レポートは一般に「出さざるを得ない」もののため、提出率は高く、あまりお尻たたきをしなくても参加してもらえそう。

自己紹介 ・・・ 受講者に自己紹介をしてもらう。プロフィールでいろいろ書き込みをしておき、他のクラスメートから閲覧できる状態にしておく。これを誘導する。ここからがすこしハードルがあがるか?

 

突然「見ず知らずの隣の人と仲良くしゃべりましょう」と言ってもそれは普通は無理。
そこで、必然的にやらなければならないものや、必要なものだけでもまずは手がけてみるということです。

 

【第3段階】クラスルームエデュケーションの実践

ディスカッション ・・・ 教員やチューターがあるテーマを提示し、討議を行う。この討議の結果を成績に反映したり、講評をつけたりすると、参加する同期につながりやすい。
 不特定多数ではなく、ある程度気心の知れたほうが話しやすいので、当初は自己紹介やオリエンテーションで「肩慣らし」をしたほうがいいかもしれない。
 先々は受講者がテーマ設定をして、受講者同士でディスカッションしてもよいが、活性化するにはハードルは高いかもしれない。

みんなに質問 ・・・ 受講生同士が教えあう環境。単なるQAではなく、他の受講者に訊いてみていろいろ答えを得る。単なる問題解決だけでなく、受講生同士のコミュニケーション醸成にも。

この段階までくると、かなりクラスの感じが出てきます。

【第4段階】 クラスルームの積極的利用

発表 ・・・ 各受講者がまとめたものを発表し、それを教員や他の受講者が評価。みんなの前で発表する緊張感、他の受講者からの評価を受ける感覚。

 

ここまでくると、クラスルームを活用した、という感じがします。

 

 

こんな感じで考えてみました。

いずれも「KnowledgeClassroom」やそのASP版「ナレッジデリ」を使えば実現できますが、この第4段階までを円滑かつ着実に進めるのは、アプリケーションの力だけでなく、教員や運用者の気遣いと知恵が必要だと思います。

 

ただ、得られるものは大きいし、受講者の満足度も、単なる教材学習とは段違いですので、是非こういうアプローチにチャレンジしてみてください。

ぜひ皆様も「クラスルーム・エデュケーション」の一歩を踏み出しませんか?

 

 

 

KnowledgeClassroom/KnowledgeDeliver 英語・中国語対応

皆さん、こんにちは。ヒゲです。

世間では既にお盆休みに入った方も多いと思いますが、デジタル・ナレッジの暦上の統一されたお盆休みは13日(金)~15日(日)の三日間です。というわけで、先にお休みをとっている人もいますが、多くはまだお休みに入っておらず、相変わらず活気のあるオフィスです。
私を含め、地方出身のスタッフもわりと多く(ちなみに私は九州・沖縄の出身、今は実家が福岡にあります)、帰省のたびに帰る人もいるのですが、なにせこの混雑ですので、ピークを見送って9月にゆっくり帰りますという人も結構いました。賢いですね。
ちなみに、うちの事業部には外国人のスタッフも結構いて、アメリカ、韓国、中国のスタッフが在籍しています。この人たちは日本とはスケジュール感じが若干違ったり、「お盆」の概念がなかったりするので、お盆だからってどたばたするわけではなさそうです。そもそも韓国は旧暦でいくので、日程的にずれてますし、アメリカにはお盆という概念がありませんし。
さて、今回は、海外のスタッフの紹介をしたからというわけでもないのですが、KnowledgeClassroomおよびKnowledgeDeliverの英語版・中国語版の話を。
これまでKnowlegeDeliver/ Classroomは、日本語のみで対応しておりました。
日本人の 日本人による 日本人のためのeラーニングだったわけです。
ただ、KnowledgeDeliverのVer.5を作る際に「ゆくゆくは多言語対応をする必要があるだろう」ということで、あらかじめマルチ言語対応の素地は組み込んでいたのです。
このたび、晴れて複数のお客様より英語版および中国語版のニーズをいただき、正式にリリースする運びとなりました。
対象は受講者側だけでなく、管理者/教材製作者の機能すべてです。
ちなみに中国語は中国本土で使われている「簡体字」です。
なにせうちにはネイティブのスタッフがおりますので、ある程度のチェックができるのは心強いです。
英語はともかく(まあその英語も難アリですが)、中国はさっぱりわからないので・・・
英語版、中国語版ともに11月上旬にリリース予定です。まずはパッケージ版に適用します。
価格は未定ですが、それぞれオプションという形で提供する予定です。
詳しいことが決まりましたら、また報告しますね。
うちの会社は公用語を英語にしたりは(たぶん)しませんが(笑)、海外の受講者も大事にしようということで、英語版/中国語版リリースとなりました。
海外の受講者へeラーニングを届けたい! という方は是非お問い合わせください。
どうぞ宜しくお願いします。

e-Learning WORLD 2.0 ご来場ありがとうございました

皆さん、こんにちは、ヒゲです。

毎年、この時期になると銀座ソニービル前に大きな水槽が登場するのをご存知でしょうか。
沖縄の美ら海水族館から魚たちがやってくるのです。
大きな水槽にサメやエイや大きなカラフルな魚が入っていて、とてもすずしげです。私自身、沖縄育ちということもあり、なつかしさを感じると共に、夏を感じる風物詩として、この水槽を毎年楽しみにしております。
ちなみに、今年はソニーさんの3Dテレビの展示もされており、沖縄の海や水族館の様子が3Dで眺められます。ソニービル8FのOPUSでは、大画面による3D映画の放映もされており、これはなかなか迫力があります。是非ご家族お誘い併せの上、銀座ソニービルへどうぞ。結構楽しめますよ。
さて、先週開催されましたe-Learning WORLD2.0ですが、おかげさまで盛況のうちに終了しました。
先のブログでも書いたように、弊社は展示だけでなく、アドバンストセッションやカンファレンスなど、数多くのイベントに参加しておりました。
また、展示だけでなく、ブース内セッションにも大勢の方に足を止めていただきました。ありがとうございます。
私も二日目の午後はカンファレンスに参加しておりましたが、三日間連続してブースにおりました。新たにお会いする方はもちろん、既にご利用中のお客様や古くからのお知り合いの方にも多数ご来場いただき、感謝j感謝です。とても充実した三日間でした。
今週から弊社の担当より皆様にご連絡差し上げているかと思います。
会場でお聞きした熱いニーズをさらに深くお聞きし、皆様のビジョンや計画を具現化したいと思っております。
どうぞ今後とも宜しくお願い致します。
ご来場真にありがとうございました。

明日からe-Learning WORLD 2.0 Expo & Conferenceが開催されます

皆さん、(再び)こんにちは。ヒゲです。

先ほど夏期休業の話を書いたばかりですが、今回は明日から開催のeラーニングの祭典、”e-Learning WORLD 2.0 Expo & Conference“の話題を。

まずは概要を。

e-Learning WORLD 2.0 – Expo & Conference – 
【日時】2010年7月28日(水) ~ 30日(金) 10:00 ~ 17:00
【会場】東京ビッグサイト 西3ホールおよび会議棟


このe-Learning WORLD(通称”elw”)にデジタル・ナレッジも出展します。
今年も全体の中ではかなり大きめなブースを構えております。
会場入り口すぐの場所ですので、分かりやすいかと思います。

今回のelwの展示では、ステージのプレゼンと実際の展示の大きく2つに分かれてます。

ステージでは、さまざまなテーマについて、10~15分程度のプレゼンが行われます。
毎日同じタイムスケジュールで開催されます。詳しいスケジュールはこちらからご確認いただけます。

ブース展示は、教育ビジネス/学校/企業内といった各マーケットごとの弊社の取り組みや今後の展望を展示予定です。

また、弊社の提唱するクラスルームエデュケーションを実現する各パッケージ商品(KnowledgeClassroom KnowledeDeliverLiveNow/SeminarAMS)を展示しております。今なにかと話題のiPadのソリューションについても実機で展示予定です。

実際の商品に触れるまたとない機会ですので、是非お立ち寄りください。

さらに、デジタルハリウッドさん、ワークスコーポレーションさん、ボーンデジタルさん、弊社とで主催している【電子書籍を活用した教育スタイル創造研究会】からも活動内容の報告や実機の展示があります。くわしくはこちらをご参照ください。

また、名古屋教育ソリューションズさんと進めてますiPadやWindowsでオフラインでの学習環境を提供するパッケージプロジェクトについても展示予定です。くわしくはこちらをご参照ください。

盛りだくさんの展示です。

でも、これだけではありません。

さらに、アドバンストセッションでも発表します。

■7月28日(水) 13:00-13:45 【デジタル・ナレッジがリードするeラーニングの新しいパラダイム

■7月29日(木) 11:00-11:45 【NTTナレッジ・スクウェアのネットスクールサービス「N-Academy」~NTTグループのBtoCソーシャルラーニングへの取り組み~

■7月30日(金) 12:00-12:45 【デジタル・ナレッジがリードするeラーニングの新しいパラダイム

こちらは事前予約制で、既に申し込みは締め切られているのですが、席に余裕があれば当日受付も可能とのことですので、よろしければご参加ください。
また、最終日に開催されます主催者企画セミナーにも参加します。
■7月30日(金) 13:00-16:00 【e-Learning 2.0 各社の取組と方向性(考え方)
こちらは数社が参加しての講演ですが、弊社も参加いたします。
さらに、展示会(Expo)と同時開催のe-Learning Conference 2010 Summerでも、弊社がいくつか講演させていただきます。
■7月29日(木) 13:00-16:20 【D】eLP資格認定コース【eラーニング2.0テクノロジー】
こちらは数名で講義するのですが、ヒゲこと私吉田も参加します。
■7月30日(木) 13:00-16:20 【G】eラーニング導入プロジェクト実践ノウハウ
こちらは弊社の小林が登壇予定です。
以上、大変盛りだくさんな内容ですが、ビッグサイトにお越しの際には、是非弊社のブースや関連セミナーにご参加ください。
ご来場を心よりお待ちしております。
また、当日私こと「ヒゲ」を見かけた方は是非お声がけください。
見た目はでかくでヒゲですが、案外いいやつ(笑)なんで、どうぞ宜しくお願いします。
見た目、でかくてヒゲの男です。分からない場合は弊社ブース受付で「吉田!」とおっしゃっていただければ飛んでいきます!
では! 暑い夏を!!

サポートセンタ夏期休業のお知らせ

皆さん、こんにちは。ヒゲです。
記録的な猛暑が続いており、戸外はまるでサウナです。
日曜日に子供の通う保育園の保護者で企画した「すいか割り大会」があって、参加してきました。子供たちは大いに楽しみ、大人たちも、普段はなかなか話す機会がないので、交流を深めてました。
それは楽しく有意義でよかったのですが、この日差しですから、もう真っ黒に日焼けしちゃいました。
私は沖縄育ちなのでもともと色黒ではあったのですが、大人になってこんなに黒くなったのは久しぶりです。
ただでさえ日本人とは思われないことが多いのに、これ以上日焼けするとまた間違えられそうです。
さて、夏ということで、デジタル・ナレッジでも夏期一斉休暇を設定しております。
それにあわせてサポートセンタの窓口も休業いたします。
下記、サポートセンタ夏期休業の案内を掲載します。
お問い合わせ窓口の夏期休業の期間につきまして

以下の通りご案内させて頂きます。

夏期休業期間:2010年8月13日(金)~2010年8月15日(日)

なお、休止中は受付のみにはなりますがメールではお問合わせ頂けます。
回答は2010年8月16日以降に順次回答させて頂きますが、
お問い合わせへの回答が通常より遅れる場合もございますので、
あらかじめご了承ください。

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では、皆様、すてきな夏休みをお過ごしください。
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くれぐれも熱中症、過度な日焼けにはご注意いただき、
暴飲暴食を謹んで、水の事故に注意して、元気な夏休みに・・・ (ん? 夏休み前の小学校の校長先生の挨拶みたいになってますね)
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すてきな夏をお過ごしください。