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デジタルバッジ(オープンバッジ)
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デジタル・ナレッジは、2014年よりデジタルバッジManandaソリューションを展開するなど、オープンバッジの取り組みを進めております。オープンバッジは、自らのスキルを公に示す世界標準の仕組みとして広がっていますが、学習データの中には成績などの特定の人にだけ開示したい情報と、住所・年齢など公開したくない情報が含まれており、高いセキュリティで保護すべき資格証明データも存在します。デジタル・ナレッジのオープンバッジソリューションでは、バッジ種別ごとに3段階を選択できるフレキシブルなソリューションをご用意しております。セキュリティ要件やSNS拡散、情報量等に応じて発行するものや、お客様のニーズに合わせて構築できるフレキシブルなオープンバッジソリューションをご用意しております。従来の紙(PDF)による資格証明証から、公開可能なオープンバッジの可視化という基本的な概念に加え、さまざまな価値を提供いたします。
オープンバッジとは、バッジをデザインしたPNG/SVG画像に、学習成果に関する標準化されたメタデータをJSON-LD形式で埋め込むための仕様です。メタデータには、誰がバッジを獲得し、誰がそれを発行し、どんな学習成果を達成したかについてJSON-LD形式で記述されており、そのリンクを辿ることでメタデータの内容を検証することができます。検証可能な学習成果データが標準化されることにより、従来から学習成果データを蓄積しているLMSやSISはもちろん、HRDや⼈材採用システム、人材バンクなどのシステムと連携することで、人材の最適化・流動化を促進します。バッジという視覚化された知識・スキルに基づいたプロフェッショナルを示すことにより、スキル向上などの動機が向上し、学習する組織の評価を的確に実施することができます。
大学などの教育機関では、卒業という大きな学習単位での修了に対して卒業証書などに加えて、近年では、マイクロクレデンシャルと呼ばれる、講座などのより小さな単位の修了を積み重ねて運用したいニーズが発生しています。オープンバッジの活用により、学生は興味のある分野を選択し、習得しながら新しいスキルを明確にすることができます。
一方、卒業証明書や成績証明証などのプライバシーや高い個人情報保護が必要なデータをデジタルクレデンシャルにしたいという要望があります。
オープンバッジは世界標準規格であることから、他サービスと連携が可能です。大学では、学習管理システムとの連携や学生情報システムや就職支援システムと連携する事により、学生がスキルを明確にし、メタデータを通じて検証された学習の証拠を提⽰する事が出来ます。同様に、企業では、採用システムやHR/タレントシステムと連携する事により、従業員のスキルをより詳細な単位で認識した上で、ターゲットを絞った成長支援を実施し、従業員のエンゲージメントを高める事が出来ます。
KnowledgeDeliverでコースを修了すると、コース修了証としてPDFの発行かオープンバッジの発行を自動化する事が出来ます。発行したデジタルバッジは、ポータル内で表示したり、SNS等のサイトに掲載することにより、獲得したコースやスキルを公開できます。
コース修了に基づいたオープンバッジを複数組み合わせた、資格証明証をブロックサーツ証明書として発行する事が出来ます。各オープンバッジの情報をブロックチェーン・ベースの証明書で管理することによりセキュリティを担保した検証性が向上します。
ブロックサーツ証明書には、氏名や住所、所属や写真などの個人情報を含めたセキュアで検証可能なデジタル学生証として利用したり、在学中の履修記録の詳細や成績データを入れた成績証明証や卒業証明証を発行する事が出来ます。
※デジタル・ナレッジは、OpenBadge技術分野において、その規格提供団体である日本IMS協会の該当部会副主査を務めています。
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ISMS認証範囲:本社、⻄⽇本⽀社 ISMS-CLS認証範囲:「ナレッジデリ」、「DKクラウド」の提供 認証範囲については弊社HPに掲載 |